21歳のギリシャ人選手、ステファノス・チチパスの躍進は目を見張るものがある。2018年にツアーで活躍し始めると、翌年にはランキング上位8名に出場権が与えられる年末の「ATPファイナルズ」に出場しただけでなく、ロジャー・フェデラーやドミニク・ティームを退けて優勝を果たした。21歳でツアータイトルを5つ手にし、現在6位にまでランキングを上げているのだ。
長髪をなびかせる193センチのギリシャ人を、ここまでコーチとして導いてきたのは、父親のアポストロス・チチパスである。ATPファイナルズで優勝した際に、ATPが父親を特集していたのでここで紹介しよう。他のコーチとは異なる経歴の持ち主なのだ。
現在、元トップ選手がコーチになるレジェンドコーチの数が増えている。また、元トップ選手でなくても、コーチになるのは元プロが多い。実際、今のトップ8のコーチを見ると、現役時代にトップ10に入っていたものが4名おり、ほとんどが元選手である(下記参照)。そんな中、アポストロス・チチパスは世界ランキングに入るどころかプロ選手としてのキャリアもない。
【順位 選手名/コーチ名(最高ランキング)※(-)はランキングなし】
1位 N・ジョコビッチ/M・バイダ(34位)、G・イワニセビッチ(2位)
2位 R・ナダル/C・モヤ(1位)、F・ロイグ(60位)
3位 D・ティーム/N・マスー(9位)
4位 R・フェデラー/I・リュビチッチ(3位)、S・ルティ(622位)
5位 D・メドヴェージェフ/G・セルバラ(-)
6位 S・チチパス/A・チチパス(-)
7位 A・ズベレフ/A・ズベレフSr.(175位)
8位 M・ベレッティーニ/V・サントパドレ(100位)、U・リアナ(-)
アポストロス自身は、テニスは遊びでする程度で、サッカーやバスケットボールに打ち込んでおり、ギリシャのサッカー代表に選ばれたこともある。アテネ大学でスポーツサイエンスを専攻しテニス指導の道に進んだ。
長髪をなびかせる193センチのギリシャ人を、ここまでコーチとして導いてきたのは、父親のアポストロス・チチパスである。ATPファイナルズで優勝した際に、ATPが父親を特集していたのでここで紹介しよう。他のコーチとは異なる経歴の持ち主なのだ。
現在、元トップ選手がコーチになるレジェンドコーチの数が増えている。また、元トップ選手でなくても、コーチになるのは元プロが多い。実際、今のトップ8のコーチを見ると、現役時代にトップ10に入っていたものが4名おり、ほとんどが元選手である(下記参照)。そんな中、アポストロス・チチパスは世界ランキングに入るどころかプロ選手としてのキャリアもない。
【順位 選手名/コーチ名(最高ランキング)※(-)はランキングなし】
1位 N・ジョコビッチ/M・バイダ(34位)、G・イワニセビッチ(2位)
2位 R・ナダル/C・モヤ(1位)、F・ロイグ(60位)
3位 D・ティーム/N・マスー(9位)
4位 R・フェデラー/I・リュビチッチ(3位)、S・ルティ(622位)
5位 D・メドヴェージェフ/G・セルバラ(-)
6位 S・チチパス/A・チチパス(-)
7位 A・ズベレフ/A・ズベレフSr.(175位)
8位 M・ベレッティーニ/V・サントパドレ(100位)、U・リアナ(-)
アポストロス自身は、テニスは遊びでする程度で、サッカーやバスケットボールに打ち込んでおり、ギリシャのサッカー代表に選ばれたこともある。アテネ大学でスポーツサイエンスを専攻しテニス指導の道に進んだ。