海外テニス

「思ったより回復が進んでいない」フェデラーのコーチが、手術後の右ヒザの状態について発言

スマッシュ編集部

2020.06.09

今年8月には39歳の誕生日を迎えるフェデラー。できるだけ長く、選手として活躍を続けてくれるように願いたい。写真:茂木あきら(THE DIGEST写真部)

 今年2月に南アフリカで、ラファエル・ナダルとのエキジビション大会を成功させたロジャー・フェデラー。その後「以前から気になっていた」という右ヒザの手術を受けたことを電撃発表し世間を驚かせたが、彼の術後の状態について、コーチであるセベリン・リュティ氏が気になる発言をしている。

 地元スイスのメディア「SRF」の番組に出演したリュティ氏は、フェデラーの健康状態について問われ「我々が思っていたより回復が進んでいない」とコメントした。ただし、フェデラー陣営はそのことについてさほど悲観していないようで「ツアーは中断していて、誰もプレーしていない。この状況がいつまで続くのか見てみないとね」と付け加えた。
 
 2月の手術の際には、クレーシーズンをスキップして、芝のシーズンでの復帰を目指すという旨のコメントを公表していたフェデラー。3月末には、SNSで軽快な壁打ち動画を公開し、ヒザの回復が順調に進んでいるのかと思われていたが、あまり楽観視はできないようだ。

 いずれにせよ、ツアーは7月末までの中断が確定している。再開するころには39歳の誕生日を迎えるフェデラーだが、この期間にしっかり回復することを期待したい。

構成●スマッシュ編集部

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