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海外テニス

感染対策を怠ったコリンズが、米テニスリーグ『ワールド・チーム・テニス』から除外

スマッシュ編集部

2020.07.22

大会期間中に会場を離れたことが、プロトコル違反と判断されたコリンズ。(C)GettyImages

大会期間中に会場を離れたことが、プロトコル違反と判断されたコリンズ。(C)GettyImages

 現在、アメリカはウェストバージニア州、ホワイトサルファ-スプリングスのグリーンブライアーで行なわれている、男女混合のプロテニスリーグ『ワールド・チーム・テニス』。この大会に出場していたアメリカのダニエル・コリンズは、新型コロナウイルス感染対策のプロトコルを破ったことで、メンバーから除外されることとなった。

 海外のテニスメディア『Tennis.com』によると、コリンズが大会中に、会場のウェストバージニア州・グリーンブライアーリゾートを離れてしまったことが問題となったようだ。

 今大会では、開催期間中に選手がグリーンブライアーの敷地内から出ることを禁じられており、屋内でのマスク着用、複数回のPCR検査の受診、一般客との社会的距離の確保など、様々な感染対策が施されていた。
 
 大会CEOのカルロス・シルバ氏は「このような感染対策は、選手、コーチ、スタッフの健康を守るために何度も繰り返し伝えられていた」と述べている。

 コリンズは会場を離れ、車で2時間ほどの同州・シャーロッツビルを訪れていたようだ。そこは、彼女の母校であるバージニア大学の本拠地で、目的は食品やサプリメントの買い出しだったという。

 コリンズのコーチを務めるジェイ・グッティング氏は、今回の決定の後に彼女と連絡を取り合ったようで、コリンズの様子について「当然のことながら、ひどく動揺していたよ」と述べている。

構成●スマッシュ編集部

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