国内テニス

「いいパフォーマンスを見ることができた」伊達公子がグランドスラムジュニア出場を目指す選手を熱く指導

スマッシュ編集部

2020.08.05

ジュニアの奥脇莉音、永澤亜桜香、成田百那、山上夏季(前列左から)と指導にあたる伊達公子さんらコーチ陣。写真:ヨネックス株式会社

 トップジュニア育成プログラム「伊達公子×YONEX PROJECT~Go for the GRAND SLAM~」の第6回キャンプが7月30日~31日に東京・スポル品川大井町にて行なわれた。

 このキャンプは、書類選考とオーディションで選ばれた15歳以下の女子4名(山上夏季、成田百那、奥脇莉音、永澤亜桜香)が伊達公子さん、浅越しのぶさん、石井弥起さん、近藤大生さんら元プロテニスプレーヤーとトレーナーの川田真琴さん(R-body project)の指導の下でグランドスラムジュニア出場を目標に励んでいる。

 2年間に8回開催される予定で、6回目を迎えた今回は「学びの心」をテーマとし、ジュニアは「貪欲にショットの質を高めバリエーションを増やすために、学ぶ気持ちを前面に出して取り組む」ことを念頭に置いて練習に励んだ。
 
 伊達さんによる90分の個別レッスンに加え、川田トレーナーによるトレーニングや、公益財団法人日本テニス協会の協力のもとで土橋登志久さんと植田実さんによる講義も行なわれ、参加したジュニアにとっては非常に学びの多い2日間となったようだ。

 キャンプの回数を重ねるごとにジュニアの成長も目に見え、伊達さんは「いいパフォーマンスを見ることができた」と褒め、続けて「スタッフを含めてこれだけのメンバーの刺激から引き揚げられた面もある。どんな環境でも、今回のパフォーマンスがベースとしてできるように、明日からホームコートでどう取り組んでいけるかが大事」と締めくった。

構成●スマッシュ編集部

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