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レッスン

プロのレッスンとHEADのニューラケットで、苦手とする”バックハンドのスピン”を進化させよう!

THE DIGEST編集部

2020.08.24

バックハンドのスピンのポイントをレクチャーしてくれた沼尻啓介プロ(左)と高山千尋プロ(右)。写真:田中研治

バックハンドのスピンのポイントをレクチャーしてくれた沼尻啓介プロ(左)と高山千尋プロ(右)。写真:田中研治

 7月22日に発売されたHEADのニューラケット、『Graphen360+EXTREME』。元々スピン系のラケットではあるが、「全身スピン」をキャッチフレーズに、下から上のスピンスイングでの捻じれを抑えるとともに、しっかりとストリングを作動させ、回転量を生み出すモデルとなっている。

 今回、このラケット良さの体感と、さらなる技術向上の野望を抱き、THE DIGEST編集部・保坂が、沼尻啓介プロが拠点としている『NJテニスクラブ』に訪問し、レッスンを受けた。

 多くの一般プレーヤーの大きな悩みとなっている“バックハンドのスピン”をテーマにレクチャーを受ける。沼尻プロは、一番大切なのは「ボールに対してラケットがどういう入り方をするのか、回転がかかるように下から上へのスイング軌道作ることがポイント」だという。
 
「苦手意識が強い人は、身体に力が入りがちで、下半身と腕との連動がうまくできていないことが多い。右利きプレーヤーの場合、左ヒザをしっかり曲げ、ボールをギリギリまで待ち、曲げ伸ばしを使うことでボールに回転をかけましょう」とアドバイスをしてくれた。
 
 また、沼尻プロとともにレッスンのサポートをしてくれた、高山千尋プロは、両手バックハンドでのスピンの見本を披露。「準備を早くと言いますが、ある程度打てる人は、あまりにも早く準備しすぎると、ラケットのスイングスピードが出せず、回転もかかりにくくなります。ラケットを立てて構え、打つ直前に落とすくらいのほうが、勝手にラケットヘッドが出てきて回転がかかりやすいです」と、さらに良質なスピンをかける時のポイントを伝授。

 最初にラケット出しでスピンを打った時は、打ちたい気持ちがはやり、身体が前のめりになりがちだったが、近いところから、手出しの簡単なボールでフォームを作っていったところ、「フラットでスコーンと抜けがち」だった保坂のボールも次第に安定していき、ネットの高いところを越えるボールが打てるようになった。

 これには「ラケットの性能によるところ」も大きく起因しているようだ…。
 
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