全米オープンの前哨戦「ウェスタン&サザン・オープン」(アメリカ/ニューヨーク、WTAプレミア5)では、現地25日に女子シングルス3回戦が行なわれ、第4シードの大坂なおみが世界ランク25位のダヤナ・ヤストレムスカ(ウクライナ)を6-3、6-1のストレートで下してベスト8進出を果たした。
【PHOTO】大坂なおみ、成長を遂げた19年シーズンを写真で振り返る!
大坂が対戦したヤストレムスカは、2年前の全米で大坂を初優勝へ導いた元コーチのサーシャ・バインが指導する選手で、20歳ながら強打を武器にツアーでは3勝をマークする逸材。大坂陣営にとっては、戦いにくい相手と思われた。
しかし前日の試合で「身体が動けていた」という大坂は、この日もツアー中断中に鍛えたというフットワークを駆使し、コートを広範囲に渡ってカバー。早いテンポのラリー戦でも巧みにコースを散らしてヤストレムスカの動きを封じる。
さらにファーストサービスでも88%という高いポイント獲得率を維持。時折笑顔を浮かべる余裕を漂わせながら、36分で第1セットをものにした。
続く第2セットに入ってもゲームの流れは変わらず。大坂は最初のゲームでヤストレムスカのサービスをブレークすると、自身のサービスゲームはきっちりとキープ。大坂は劣勢を得意のパワーで打開しようとするヤストレムスカを正面から受け止め、その上をいく高精度のストロークでポイントを重ね、スコアは6-1。トータル70分でゲームに終止符を打った。
大坂が次なる準々決勝で対戦するのは、世界20位のアネット・コンタベイト(エストニア)。両者の対戦成績は3勝0敗(1試合は不戦勝)と大坂がリードするものの、コンタベイトは2週前のパレルモ・オープンで準優勝を飾っている好調な選手だ。果たして大坂はどんな戦いを見せるのか、注目の一戦は現地26日に予定されている。
構成●スマッシュ編集部
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大坂が対戦したヤストレムスカは、2年前の全米で大坂を初優勝へ導いた元コーチのサーシャ・バインが指導する選手で、20歳ながら強打を武器にツアーでは3勝をマークする逸材。大坂陣営にとっては、戦いにくい相手と思われた。
しかし前日の試合で「身体が動けていた」という大坂は、この日もツアー中断中に鍛えたというフットワークを駆使し、コートを広範囲に渡ってカバー。早いテンポのラリー戦でも巧みにコースを散らしてヤストレムスカの動きを封じる。
さらにファーストサービスでも88%という高いポイント獲得率を維持。時折笑顔を浮かべる余裕を漂わせながら、36分で第1セットをものにした。
続く第2セットに入ってもゲームの流れは変わらず。大坂は最初のゲームでヤストレムスカのサービスをブレークすると、自身のサービスゲームはきっちりとキープ。大坂は劣勢を得意のパワーで打開しようとするヤストレムスカを正面から受け止め、その上をいく高精度のストロークでポイントを重ね、スコアは6-1。トータル70分でゲームに終止符を打った。
大坂が次なる準々決勝で対戦するのは、世界20位のアネット・コンタベイト(エストニア)。両者の対戦成績は3勝0敗(1試合は不戦勝)と大坂がリードするものの、コンタベイトは2週前のパレルモ・オープンで準優勝を飾っている好調な選手だ。果たして大坂はどんな戦いを見せるのか、注目の一戦は現地26日に予定されている。
構成●スマッシュ編集部