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国内テニス

最多Vはエドバーグ、日本人最年少勝利は錦織圭――歴代記録で振り返るジャパンオープン

スマッシュ編集部

2019.09.25

流れるようなサーブ&ボレーでファンを魅了したエドバーグ(左)と、最年少王者のアリアス(右)。写真:スマッシュ写真部

流れるようなサーブ&ボレーでファンを魅了したエドバーグ(左)と、最年少王者のアリアス(右)。写真:スマッシュ写真部

 いよいよ楽天ジャパンオープンの開幕が9月30日に迫ってきた。直前企画として、シングルスの「歴代記録」をキーワードに、ジャパンオープンを彩ってきた選手たちを振り返ってみよう。そして今年は、あなたが新たな歴史の目撃者となってほしい!

◆最多優勝:4回
◆最多連覇:3連覇
◆最多連続決勝進出:5年
■ ステファン・エドバーグ(SWE)■

 ジャパンオープンの最多優勝者は、「貴公子」と呼ばれ日本で絶大な人気を誇ったエドバーグだ。1987、89、90、91年と計4回制覇。相手は順にペイト、レンドル、クリックスタイン、そして最後もレンドルである。5セットマッチだった91年の決勝では、エドバーグが華麗なサーブ&ボレーでレンドルのパスを封じ、6-1、7-5、6-0のストレートで快勝。「これまでの試合の中でもベストマッチの1つ」と自画自賛する内容だった。ちなみにエドバーグは88年に準優勝しており、5年連続決勝進出も最多記録。さらに大会3連覇も他に例がなく、まさにジャパンオープンの“顔”として一時代を築いた。
 優勝回数でエドバーグに続くのは、3回のサンプラス、2回のクーリエと錦織。現役選手の中で複数勝っているのは、錦織だた一人となっている。
◆最年長優勝:38歳
■ ケン・ローズウォール(AUS)

 ジャパンオープンがツアー公式戦になったのは73年から。その初代王者が「神様」ローズウォールで、38歳11カ月12日の年齢は今なお最年長記録だ。決勝では同郷のニューカムに快勝したが、翌年の決勝も同カードとなり、雪辱を許している。歴代2位はワウリンカの30歳6カ月14日。

◆最年少優勝:18歳
■ ジミー・アリアス(USA)

 82年に18歳2カ月8日でタイトルを手にしたアリアスが最年少記録。ボロテリーの初期の教え子で、ヘビースピンのストロークを武器にした。天才少年として脚光を浴びた彼のツアー初タイトルがこの大会だ。10代のチャンピオンはアリアスのみで、続くのは20歳7カ月で制したヒューイットとレンドル。

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