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国内テニス

東レPPO、ケルバー、キーズ、メルテンスらシード勢が順当に勝ち進む。19日は青山/柴原vs土居/日比野の日本人対決!

スマッシュ編集部

2019.09.19

東レPPO初優勝に向け好発進したケルバー。写真:Getty Images

東レPPO初優勝に向け好発進したケルバー。写真:Getty Images

【東レ・パン・パシフィック・オープン/9月16~22日】

 大阪のITC靱テニスセンターで開催されている東レ・パン・パシフィック・オープンテニス(以下東レPPO)は9月18日、シングルス2回戦の4試合、ダブルス1回戦の4試合を行なった。

 センターコート第1試合には、第4シードで3つのグランドスラムタイトルを持つケルバーが登場。予選勝ち上がりのギブスと対戦した。ギブスは1stサービスの確率が上がらず、要所でダブルフォールトを犯すなど不安定で、ケルバーはその隙を突いて着実にブレーク。第1セットは6-2、第2セットは一時リードを許すも落ち着いて逆転し、6-4で試合を締めた。

 他のシード勢は、第5シードのキーズが、ディアスの丁寧にコースを突いた組み立てに第1セットを落としたが、後半はパワーで押して逆転勝ち。第9シードのメルテンスも、シェー・スーウェイの独特のペースにハメられてピンチを迎えたが、フルセットで勝利している。最終試合では大坂なおみがトモワに勝利。この試合の模様は別途、詳しくリポートする。

 ダブルスでは、共に21歳のホープ、小堀桃子/清水綾乃が、第1シードのグローネフェルト/シュアーズに敗れたが、第2セットでは互角の攻防を演じて可能性を感じさせた。先週の花キューピットオープンを制した土居美咲/日比野菜緒は、ストレート勝ちで初戦を突破。明日の準々決勝では青山修子/柴原瑛菜との楽しみなカードが組まれている。
【9月19日の主な試合予定】
〇センターコート 
第1試合(12時開始)
S・スティーブンス[3] vs C・ジョルジ
第3試合
D・ベキッチ[7] vs  土居美咲+
第4試合 (17:30以前には始まらない)
A・パブリチェンコワ vs K・バーテンス[2]

〇コート1 
第1試合(12時開始)
L・キチェノク/A・スペアーズ vs 穂積絵莉/二宮真琴
第4試合
土居美咲/日比野菜緒 vs 青山修子/柴原瑛菜

【9月18日の試合結果】
●シングルス
A・ケルバー[4] 6-2 6-4 N・ギブス*
M・キーズ[5] 5-7 6-0 6-4 Z・ディアス*
E・メルテンス[9] 6-3 1-6 6-2 シェー・スーウェイ
大坂なおみ[1]  7-5 6-3 V・トモワ*
*=予選上がり +=ワイルドカード

●ダブルス
L・キチェノク/A・スペアーズ 6-2 7-6(3)  N・メリチャー/K・ペシュケ[3]
A-L・グローネフェルト/D・シュアーズ[1] 6-2 7-5 小堀桃子/清水綾乃+
土居美咲/日比野菜緒 6-4 6-3 F・ディロレンツォ/K・カワ
シェー・スーウェイ/シェー・ユーチェ 6-4 6-0 A・ロソルスカ/D・ヤストレムスカ
※ダブルスはファイナルセット10ポイントマッチタイブレーク

■大会HP■
http://www.toray-ppo.com/

構成●スマッシュ編集部
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