大坂なおみの父親フランソワさんはハイチ生まれで、大坂自身もハイチにルーツがあることを誇りに思っている。そんな大坂がツイッター（@naomiosaka）を更新し、ハイチの写真を４枚アップして、ファンやハイチの人々から反響を得ている。

「ハイチってこんな雰囲気」とのコメントとともに投稿されたのは４枚の写真。カリブ海の国を印象付ける白い砂浜と青い海の写真。そして、世界遺産に登録されているハイチで有名な観光名所でもある『シタデル』（※ユネスコの世界遺産にはサン・スシ宮殿などとともに登録されている）。

　シタデルは、ハイチ北部にあるラフェリエール山頂に建てられた要塞。砲台が備え付けられており、大坂の写真からもその様子がうかがえる。最後の写真は、黄色いビキニを着た大坂が海をバックに撮った写真だ。

　この投稿には、7時間で４万件以上の「いいね」が付き、500を超えるコメントが寄せられた。その中にはハイチ人からのコメントも多く「あなたがハイチを訪れているのを見て誇りに思います。ハイチがジャングルだけではなく、人々が来て楽しめる場所でもあることを紹介してくれてうれしいです」と、喜びを表しているものが目立った。
  　また、「ハイチは前回の地震（2010年）により、まだテントで暮らしている人がいると思っていました。何が真実？」とのコメントもあった。それを読んだ人から、「全て真実です。とても美しいエリアがあり、抗議行動を行なっている人もいます」と、ハイチの状況を伝えていた。

　他にも「援助プロジェクトを立ち上げて」「ハイチに小学校を作るあなたの夢を達成してね」と、さらなる行動を期待するコメントも多数あった。

　大坂の投稿により、ハイチの観光名所がわかったり、2010年の地震のことを思い出す人もいただろう。ハイチについて興味を持つ機会を提供したという点で、すでに大きな役割を果たしている。今後の彼女の活動にも注目が集まることだろう。

構成●スマッシュ編集部

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