男子テニスの世界3位、ドミニク・ティーム(オーストリア)が現地26日に自身のウェブサイトを更新。その中で2021年に開催予定の東京オリンピックに出場する意向を示している。
冒頭で「ようやくオフに入りました。ニューヨーク(全米オープン)でのタイトル獲得やメルボルン(全豪オープン)での決勝進出など、飛躍を遂げたシーズンが終わりを遂げました」とファンに向けて報告したティーム。
その言葉通り、今年度のティームは安定した成績を残し、最終戦でも2年連続の準優勝を果たした。続けて、「2021年シーズンは大きな目標を設定したので、それに向けて充電期間に入りたいと思っています。まだいつからオーストラリアで活動再開できるのかはわからないですが」と語り、つかの間のオフを存分に楽しむ予定だという。
そんな中ティームは「すでに決めたことがあります」とし、東京五輪への参加を明言。「7月23日から東京で開催される夏季オリンピックに出場することを決断しました。ずっと前から考えていましたが、21年シーズンのスケジュールにすでに組み込まれています」と綴っており、「メダル争いに加わりたいです」と意気込みも示している。
出場を決めた背景についてティームは「04年のアテネ大会でシングルス・ダブルスの両方で金メダルを獲得した僕の現コーチ、ニコラス・マスー氏がオリンピックの素晴らしさを熱く語ってくれました」と明かしており、恩師の影響はやはり大きかったようだ。
そして、「僕自身、オリンピックでのそのような特別な感覚を味わいたいと思っています。アスリートにとってオリンピックは独特な雰囲気でなければならないと思っていますが、そこに自分も浸りたいのです」とコメントを残している。
ティームは16年のリオ大会を欠場したため、仮に東京五輪への出場が決まればキャリア初の五輪出場となる。ノバク・ジョコビッチ(セルビア)やロジャー・フェデラー(スイス)なども出場を表明しているため、厳しい戦いになることは間違いないが、メダル獲得へ東京の地で躍動感溢れるプレーを見せてほしい。
文●中村光佑
【PHOTO】充実の2020年を終えたティーム。全米でのGS初優勝を振り返る
冒頭で「ようやくオフに入りました。ニューヨーク(全米オープン)でのタイトル獲得やメルボルン(全豪オープン)での決勝進出など、飛躍を遂げたシーズンが終わりを遂げました」とファンに向けて報告したティーム。
その言葉通り、今年度のティームは安定した成績を残し、最終戦でも2年連続の準優勝を果たした。続けて、「2021年シーズンは大きな目標を設定したので、それに向けて充電期間に入りたいと思っています。まだいつからオーストラリアで活動再開できるのかはわからないですが」と語り、つかの間のオフを存分に楽しむ予定だという。
そんな中ティームは「すでに決めたことがあります」とし、東京五輪への参加を明言。「7月23日から東京で開催される夏季オリンピックに出場することを決断しました。ずっと前から考えていましたが、21年シーズンのスケジュールにすでに組み込まれています」と綴っており、「メダル争いに加わりたいです」と意気込みも示している。
出場を決めた背景についてティームは「04年のアテネ大会でシングルス・ダブルスの両方で金メダルを獲得した僕の現コーチ、ニコラス・マスー氏がオリンピックの素晴らしさを熱く語ってくれました」と明かしており、恩師の影響はやはり大きかったようだ。
そして、「僕自身、オリンピックでのそのような特別な感覚を味わいたいと思っています。アスリートにとってオリンピックは独特な雰囲気でなければならないと思っていますが、そこに自分も浸りたいのです」とコメントを残している。
ティームは16年のリオ大会を欠場したため、仮に東京五輪への出場が決まればキャリア初の五輪出場となる。ノバク・ジョコビッチ(セルビア)やロジャー・フェデラー(スイス)なども出場を表明しているため、厳しい戦いになることは間違いないが、メダル獲得へ東京の地で躍動感溢れるプレーを見せてほしい。
文●中村光佑
【PHOTO】充実の2020年を終えたティーム。全米でのGS初優勝を振り返る