12月５日に行なわれた開局30周年「WOWOWテニスフェスティバル2020」でのひとコマをITF公式アカウント（@ITFTennis）が８日にツイートし、再生回数が2万3千回を超える反響ぶりとなっている。

　イベントでは西岡良仁対ダニエル太郎のシングルス、この２人に日比野菜緒と奈良くるみを加えたミックスダブルス。そして健常者と車いす選手がペアを組むニューミックスダブルスとして、錦織圭／国枝慎吾ペアと西岡良仁／三木拓也ペアの対戦が行なわれた。

　話題になったのは、ニューミックスダブルスでのひとコマだ。国枝のサービスから始まり、三木がクロスにリターン、それを国枝がストレートへ。そして西岡が山なりのロブで返したところを錦織がジャンピングボレーを打つ“フリ”をするトリックプレーを披露し、悪戯な笑みを浮かべた。

　相手を惑わすことができたが、ペアの国枝も困惑。しかしさすがの反応力で瞬時にカバーし、ポイントを獲得。味方も惑わす（!?）錦織の遊び心のあるトリックプレーと国枝の対応力を見られる貴重なシーンとなった。
  　また、この動画には白熱したラリーの最後に国枝が鋭いアングルショットで決めるシーンも収められており、思わず歓声をあげてしまうほど。

　西岡は「ニューミックスこれから世界的にイベント化されていかんかなぁ　見てる人たちからも一番面白かった！って言う声が多いから盛り上がると思う！」と引用ツイートで思いを綴った。

　この動画を見たファンも「こんな夢の競演できるのは日本の特権だね。素晴らしい時間でした～」「すごく面白いゲーム」「４人のサービス精神旺盛なプレー。楽しかったです」「ニューミックスダブルス面白い！ちょっとやってみたくもある」「もっと広まって欲しい！」と、魅了されたようだ。今後、ニューミックスダブルスが広まっていくことを期待したい。

構成●スマッシュ編集部

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