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国内テニス

日本テニス協会が全米優勝の大坂なおみらを年間最優秀選手賞に推薦。しかしコロナ禍で報奨金は見送りに……

スマッシュ編集部

2020.12.12

最優秀選手賞に推薦された大坂、上地、国枝(左より)。(C)Getty Images

最優秀選手賞に推薦された大坂、上地、国枝(左より)。(C)Getty Images

 日本テニス協会は12月11日に常務理事会を開き、2020年度の「年間最優秀選手賞」に大坂なおみ、上地結衣、国枝慎吾の3人を推薦することを決めた。

 大坂は全米オープンで2年ぶり2度目の優勝を飾り、3つ目のグランドスラムタイトルを獲得。車いすテニスの上地は全豪オープンで単複優勝、全仏ではシングルスを制した。同じく車いすテニスの国枝は、全豪と全米でシングルスを制覇、年間最終ランキングでも2年ぶりに1位の座を奪還した。

 なお、大坂への全米優勝に対する報奨金は、新型コロナウイルスによる財政状況の悪化により、見送ることになったという。過去2度のグランドスラム優勝では、協会から大坂へ各800万円の報奨金が授与されていた。
 
 理事会では「年間優秀選手賞」についても推薦選手を選出。西岡良仁、マクラクラン勉、青山修子、柴原瑛菜、大谷桃子の5名が推薦された。

 西岡はATPツアーのデルレイビーチで準優勝するなどし、自己最高ランキングを48位に更新。マクラクランはダブルスでツアー優勝2回、準優勝1回の好成績を挙げた。青山と柴原のダブルスペアは、WTAツアーのサンクトペテルブルクで優勝、全仏では8強入りし、共に自己最高位を21位、23位へと更新している。

 車いすテニスの大谷は、全仏のシングルスで準優勝。上地には敗れたものの、四大大会の決勝では初の日本人同士の顔合わせを実現させた。

構成●スマッシュ編集部

【PHOTO】全米オープン2年ぶり2度目の優勝を果たした大坂なおみの厳選写真
 

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