オーストラリアで14日間の完全隔離生活を送っている錦織圭が１月22日、自身の公式アプリ「KEINISHIKORI」を更新。１枚の写真を投稿し、テニスファンの間で反響を呼んでいる。

　日差しが差し込む部屋の窓際にトレーニングウェア姿で腰かけ、１冊のノートのようなものを手にし、穏やかな表情でそれを読んでいる錦織。外を見てみると、すっきりとした青空が広がっているようだ。

　錦織は「公式アプリで１枚の写真をシェアしました」と題し、ツイッターにも同投稿を掲載。これをチェックしたファンからは「本じゃなくてノートなんだね」「圭くん、何を読んでいるのかなあ？」「気持ちよさそう」など、多くのコメントが寄せられており、いいね！の数は1500件を突破している。
  　昨年の全仏オープンで右肩を痛めた錦織は、２月１日から始まるATPカップ（日本も出場する国別対抗戦）から復帰を予定しており、西岡良仁、マクラクラン勉、松井俊英と共に戦うことになっている。

　なお、錦織率いる日本はロシア・アルゼンチンと同組に入っており、３チームで準決勝進出を懸けて争う。

　非常に不運なタイミングでの完全隔離措置を強いられることになってしまった錦織。コンディションを調整する上でも厳しい状況が続くが、残り１週間、何とかこの試練を乗り越え、コート上で躍動する姿を見せてもらいたい。

文●中村光佑

【PHOTO】2020全仏オープン出場の錦織圭ら日本人選手を厳選写真