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ポスト・モンフィスの呼び声高いティアフォー。メンタル面の成長がカギを握る【若手有望選手の成長|第5回】〈SMASH〉

スマッシュ編集部

2021.01.30

大きなテイクバックが特徴的なティアフォー。写真:THE DIGEST写真部

大きなテイクバックが特徴的なティアフォー。写真:THE DIGEST写真部

 最近のテニス界は若手選手の活躍が目覚ましい。そんな彼らは、今から3年前の2018年頃から、その片鱗を見せていた。当時21歳以下の“NEXT GEN”として台頭してきた選手を、元プロテニスプレーヤーの辻野隆三さんに解説してもらった。現在の立ち位置とともに検証していく。

 第5回は、1月20日に23歳の誕生日を迎えた、ATP62位のフランシス・ティアフォー(アメリカ)。実は18年末の時点では39位で、3年前の方がランキングが高い。18年はツアー初優勝を飾り、19年には全豪オープンで準々決勝に進出し、キャリアハイとなる29位にまで駆け上がっていた。

 18年の辻野氏の評価は、「運動能力が高く躍動感のあるプレーが魅力です。以前はフォアでガンガン打っていましたが、最近は柔軟性が出てきました。無理な攻撃をせず、バックのスライスを取り入れるなど、緩急を使っています。ネットプレーやサーブ&ボレーも見せるようになったので、プレーの変化を出そうとしているのだと思います。キックサービスも良く、相手に高い打点で打たせることもできます」と、ちょうどプレーを進化させようとしている段階だった。
 
 辻野氏が「ポスト・モンフィス」と言っていたように、当時から見ていて楽しい選手だった。ただ、危惧していたのは、「爆発力はあるのですが、あまり執着心がなく諦めが早い印象」という点。そういうメンタルが、昨年のランキング下降につながったのだろう。本人は「暗闇の中にいるようだった」と振り返る。

 そこから抜け出せたのは、ツアー中断中に自分自身と向き合うことができたから。今は、「伝説となる男」になるべくテニスに集中できている。元々運動能力の高さはお墨付きなだけに、今季は急浮上するかもしれない。

◆Frances Tiafoe/フランシス・ティアフォー(アメリカ)
1998 年1 月20 日、米国生まれ、在住。188cm、86kg、右利き、両手BH。双子の兄弟と一緒に3歳から壁打ちテニスを始める。幼少期は父が建設に携わったテニスセンターで練習していた。15 歳でオレンジボウル18 歳以下を制す。18年にデルレイビーチでツアー初優勝。ATPキャリアハイは29位(19年2月11日付)。20年のツアー中断中から、元世界6位のウェイン・フェレイラがコーチに就任。

◆解説/辻野隆三(MIRAI テニスアカデミー代表)
元デ杯日本代表。NHKやGOARAのテレビ解説でもおなじみ。ATPマスターズを含む海外の大会に頻繁に行き、情報を常にアップデート。テニス事情に精通している。

構成●スマッシュ編集部
※『スマッシュ』2019年1月号(2018年11月発売号)より加筆・再編集

【PHOTO】ティアフォーのフォアハンド2018年、ハイスピードカメラによる『30コマの超分解写真』
 

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