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大坂なおみが元世界4位を寄せ付けず、貫録の勝利で3回戦へ!【全豪オープン】〈SMASH〉

スマッシュ編集部

2021.02.10

丁寧にボールを配球していた大坂。(C)Getty Images

 テニス四大大会「全豪オープン」(2月8日~21日/オーストラリア・メルボルン)は、大会3日目となる10日に女子シングルス2回戦を実施。世界ランク3位の大坂なおみが、同43位のキャロライン・ガルシア(フランス)に、6-2、6-3で勝利し3回戦に駒を進めた。

 大坂とガルシアは今回がシングルスでは初対戦となる。27歳のガルシアは2018年には4位にまでランキングを上げた実力者で、ダブルスでは全仏オープンのタイトルも獲得している。最も大きいロッドレーバーアリーナのナイトセッションに組まれたことからも、このカードへの関心の高さがうかがえる。

 3本のサービスエースを奪って第1ゲームをスタートさせた大坂。対するガルシアも相手を左右に振って決めるなど自分のプレーで対抗する。大坂はストロークを深く打ったり、丁寧にコントロールして4ゲーム目をブレーク。第1セットを6-2で奪った。
 
 第2セットに入っても、大坂はサービスを軸に優勢を維持する。ドロップショットに挑戦し、失敗して苦笑いするなど余裕の雰囲気。絶妙なコースにサービスを打ってくるガルシアのサービスを6ゲーム目でブレークすると、ストロークもますます伸びてくる。自分のサービスゲームは楽々とキープし、6-2、6-3のストレートで圧倒した。

 3回戦の相手は、チュニジアのオンス・ジャブ―ル。1月25日付けの世界ランク30位がキャリアハイと調子は上々。昨年の全豪オープンではベスト8入りした26歳。強力なサービスとフォアを持ち、スライスやドロップショットを織り交ぜる巧みさも見せる選手。しかし今の大坂なおみなら、相手が誰であろうとも、リズムを崩されず押し切ることができそうだ。

構成●スマッシュ編集部

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