テニスの四大大会「全豪オープン」女子シングルス決勝が20日に行われ、第3シードの大坂なおみは第22シードのジェニファー・ブレイディ(米国)を6-4、6-3で下し、2年ぶり2度目の優勝を果たした。
強いサーブとストロークが持ち味の相手に対し、打ち負けることなく終始試合を優位に進めた大坂。強烈なファーストサービスは、確率こそ高くなかったものの要所で決まり、6本のエースを記録した。
この勝利を、海外メディアも大きく伝えている。英『BBC』は「オオサカは4度目のグランドスラム優勝を果たし、女子の傑出したスターとしての地位を固めた」と表現し、賛辞を贈った。
プレーについては、「ブレイディに対する彼女のレベルは、常時ベストなものというわけでは無かった」と注文を付けたものの、「肝心な場面では、十分なクオリティを誇っていた」と、勝負所での大坂の集中力を評価している。
今後については「次の問題はハードコートの優位性をクレーと芝のサーフェスでどう生かすかだ」と指摘。いまだタイトルを獲得したことのない全仏とウィンブルドンでのパフォーマンスに注目している。
大坂はこの勝利で、初進出から4回連続で四大大会の決勝に勝利したことになった。これは91年のモニカ・セレス氏以来で、目標とするセレナ・ウィリアムズも達成していない快挙。いよいよ世界最高の領域に足を踏み入れた女王の活躍から、今後も目が離せない。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】メルボルンで躍動する大坂なおみ!全豪オープン2021プレー集
強いサーブとストロークが持ち味の相手に対し、打ち負けることなく終始試合を優位に進めた大坂。強烈なファーストサービスは、確率こそ高くなかったものの要所で決まり、6本のエースを記録した。
この勝利を、海外メディアも大きく伝えている。英『BBC』は「オオサカは4度目のグランドスラム優勝を果たし、女子の傑出したスターとしての地位を固めた」と表現し、賛辞を贈った。
プレーについては、「ブレイディに対する彼女のレベルは、常時ベストなものというわけでは無かった」と注文を付けたものの、「肝心な場面では、十分なクオリティを誇っていた」と、勝負所での大坂の集中力を評価している。
今後については「次の問題はハードコートの優位性をクレーと芝のサーフェスでどう生かすかだ」と指摘。いまだタイトルを獲得したことのない全仏とウィンブルドンでのパフォーマンスに注目している。
大坂はこの勝利で、初進出から4回連続で四大大会の決勝に勝利したことになった。これは91年のモニカ・セレス氏以来で、目標とするセレナ・ウィリアムズも達成していない快挙。いよいよ世界最高の領域に足を踏み入れた女王の活躍から、今後も目が離せない。
構成●THE DIGEST編集部
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