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海外テニス

「ビッグ3の位置には到達していない」元世界1位のマリーが断言。若手に厳しい “現実 “を突き付ける〈SMASH〉

中村光佑

2021.02.23

渡豪前に新型コロナウイルス陽性が判明し、全豪を欠場したマリー。(C)Getty Images

渡豪前に新型コロナウイルス陽性が判明し、全豪を欠場したマリー。(C)Getty Images

 テニスのツアー大会「南フランス・オープン」(フランス・モンペリエ/ATP250)にワイルドカード(主催者推薦)で出場する元世界1位のアンディ・マリー(イギリス)が大会前の記者会見に応じ、若手選手の現状について語った。

 前週まで開かれていたテニス四大大会「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン)に出場を予定していたものの、渡豪前に新型コロナウイルス陽性が判明し、欠場を余儀なくされていたマリー。会見では「自分がそこにいたかったから、(全豪の試合は)何も見ていなかったんだ。正直言って苦しかったよ。SNSなどで他の選手をフォローするのをやめたけど、本当に何も見たくなかったんだ」と悔しさをにじませた。

 そんな中、2月21日に行なわれた全豪の決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)がダニール・メドベージェフ(ロシア)を圧倒したことについて言及。「正直なところ決勝はもっと接戦になると思っていた」と、実際にはマリー自身も世代交代の足音を感じ取っていたようだ。
 
 だが、一方で「決勝戦の前にメドベージェフが、『ノバク(ジョコビッチ)には(9度目の全豪制覇へ)大きなプレッシャーがかかっている』と言っていたのを聞いた。それは事実だが、ノバクを含めたビッグ3(フェデラー・ナダル・ジョコビッチ)は世界のトップにいて、キャリアを通して大きなプレッシャーに対応してきた。だからその経験を生かして重要な場面では最高のレベルでプレーできるんだ」と語り、改めてジョコビッチの能力の高さを称賛した。

 また、「僕が思うに若手選手はまだビッグ3の位置には到達していない」と断言。さらに、「昨年の全米オープンでドミニク(ティーム)が優勝するためにやらなければならなかったことをしっかりと成し遂げたことは明らかだが、もしノバクの失格がなかったら、あの時も今回の全豪と同じようなことが起こっていただろう」と主張している。

 マリーの言葉通り、依然としてテニス界ではビッグ3がトップの地位を守り続けていることは疑いようのない事実だ。若手のプレーヤーがテニス界を牽引する時代がやってくるのか、それともビッグ3がその挑戦を跳ね返し続けるのか、今後の動向に注目が集まる。

文●中村光佑

【PHOTO】ティーム、メドベージェフら2021全豪オープンで躍動するトッププロを厳選ショットで紹介!
 
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【動画】ジョコビッチの強さが際立つ、全豪男子決勝のハイライト

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