男子テニス世界ランク41位のミオミル・ケツマノビッチ(セルビア)が、元同3位のダビド・ナルバンディアン(アルゼンチン)を新コーチとしてチームに迎え入れたことが、ATPツアー公式サイトで明かされた。
まだ21歳と若いが、昨年のジェネラリー・オープン(オーストリア/キッツビュール)でツアー初優勝を上げたケツマノビッチ。ノバク・ジョコビッチを筆頭としたセルビア勢の、次世代を担うことが期待されている若手選手だ。
今がまさに伸び盛りという彼は、さらなるプレーの向上を目指し、数か月前から自身のチームに誰かを加えたいと考えていた。そして白羽の矢が立ったのがナルバンディアンだ。ケツマノビッチにとってナルバンディアンは、テニスを始めた頃から憧れを抱いていた選手なのだという。
ケツマノビッチはナルバンディアンに直接手紙を書いてコーチ就任を打診。電話で何度か話し合った後に、今週のコルドバ・オープンから試験的に関係をスタートさせている。
「今、ダビドと一緒にいられるのは非常に意味があることだ。彼は、その世代の中でも最高の選手の1人で、彼がしてきた様々な経験は僕にとって大きな助けになるだろう」
ナルバンディアンとの最初のトレーニングを終えたケツマノビッチは、ATPツアー公式サイトのインタビューにそう語った。
さらに、ナルバンディアンから吸収したい技術はなにか? と問われると「僕のバックハンドは彼に似ているかもしれないと期待しているよ」と笑いながら答えた。かつて正確無比なコントロールを誇った両手バックを、自分のものにしたいようだ。
一方のナルバンディアンにとっても、コーチとしてツアーに戻るのは初めての経験となる。「ミオミルがプレーヤーとして成長するための手助けができることをうれしく思うよ」と語るナルバンディアンだが、コーチを打診されるまでほぼテニスからは離れていたようで、家でラケットを見つけることにも苦労するほどだったという。さんざん探し回って、最終的に「ガレージの中でようやく見つけたんだ」と、ユニークな体験を明かした。
また、ケツマノビッチとの今後については「彼は大きな可能性を秘めた青年だ。自分は選手としての彼をできるだけ向上させたい」としつつ、「まずはコルドバ、ブエノスアイレス、サンティアゴで数週間過ごしてみて、それからのスケジュールを検討するよ」と語った。
構成●スマッシュ編集部
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まだ21歳と若いが、昨年のジェネラリー・オープン(オーストリア/キッツビュール)でツアー初優勝を上げたケツマノビッチ。ノバク・ジョコビッチを筆頭としたセルビア勢の、次世代を担うことが期待されている若手選手だ。
今がまさに伸び盛りという彼は、さらなるプレーの向上を目指し、数か月前から自身のチームに誰かを加えたいと考えていた。そして白羽の矢が立ったのがナルバンディアンだ。ケツマノビッチにとってナルバンディアンは、テニスを始めた頃から憧れを抱いていた選手なのだという。
ケツマノビッチはナルバンディアンに直接手紙を書いてコーチ就任を打診。電話で何度か話し合った後に、今週のコルドバ・オープンから試験的に関係をスタートさせている。
「今、ダビドと一緒にいられるのは非常に意味があることだ。彼は、その世代の中でも最高の選手の1人で、彼がしてきた様々な経験は僕にとって大きな助けになるだろう」
ナルバンディアンとの最初のトレーニングを終えたケツマノビッチは、ATPツアー公式サイトのインタビューにそう語った。
さらに、ナルバンディアンから吸収したい技術はなにか? と問われると「僕のバックハンドは彼に似ているかもしれないと期待しているよ」と笑いながら答えた。かつて正確無比なコントロールを誇った両手バックを、自分のものにしたいようだ。
一方のナルバンディアンにとっても、コーチとしてツアーに戻るのは初めての経験となる。「ミオミルがプレーヤーとして成長するための手助けができることをうれしく思うよ」と語るナルバンディアンだが、コーチを打診されるまでほぼテニスからは離れていたようで、家でラケットを見つけることにも苦労するほどだったという。さんざん探し回って、最終的に「ガレージの中でようやく見つけたんだ」と、ユニークな体験を明かした。
また、ケツマノビッチとの今後については「彼は大きな可能性を秘めた青年だ。自分は選手としての彼をできるだけ向上させたい」としつつ、「まずはコルドバ、ブエノスアイレス、サンティアゴで数週間過ごしてみて、それからのスケジュールを検討するよ」と語った。
構成●スマッシュ編集部
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