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国内テニス

全日本選手権出場選手が発表!男子は歴代チャンピオン、女子は故障から復帰した森田あゆみや、柴原瑛菜など注目選手が多数

金元雄太(スマッシュ編集部)

2019.10.12

左から中西伊知郎氏、福井烈氏、眞田茂春氏。写真:スマッシュ編集部

左から中西伊知郎氏、福井烈氏、眞田茂春氏。写真:スマッシュ編集部

 日本テニス協会(JTA)は10月11日に記者会見を開き、「三菱 全日本テニス選手権94th」[予選:10月23日(水)~25日(金)、本戦:10月26日(土)~11月3日(日)/有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート]の出場選手ならびに大会概要を発表した。

 会見には同協会専務理事の福井烈氏、大会ディレクターの中西伊知郎氏、大会の特別協賛を務める三菱グループの代表として、株式会社三菱UFJ銀行 執行役員 総務部長の眞田茂春氏が登壇した。

 三菱グループの眞田氏は「国内屈指の大会のひとつである全日本テニス選手権に協賛できることを大変光栄に思っている。錦織選手や大坂選手の活躍により注目度を増している日本テニス界が、さらなる発展を遂げることができるようサポートしたい」と大会への抱負を語った。
 シングルスは男女各48名、ダブルスは男女各28組、混合ダブルスは8組が出場。予選は男女シングルスのみ行なわれ、各12名の枠をかけて戦う。ワイルドカードには、各地域選手権の優勝者もしくは準優勝者と、テニス協会からの選考選手が出場する。
 
 男子シングルスは、2017年度優勝の高橋悠介(16位/三菱電機)や、2014年度優勝の江原弘秦(23位/イカイ)など歴代チャンピオンが出場。ワイルドカードには全日本ジュニア、インターハイの2冠を達成した藤原智也(219位/東山高校)や、東竜平(102位/相生学院高校)といった10代の若手選手が名を連ねている。

 女子シングルスには、小堀桃子(6位/橋本総業HD)、波形純理(7位/伊予銀行)といったトップ10選手のほか、2016年全米ジュニア優勝の柴原瑛菜(19位/橋本総業HD)が初出場。またワイルドカードには、故障から復帰して間もない森田あゆみ(48位/安藤証券)などが選出された。

 なお、今大会は来年の東京オリンピック・パラリンピックの、テストイベントとして位置づけられているため、例年とは異なる運営方法がとられる。その一環として、次のように男女車いすテニスのエキシビジョンマッチが行なわれる予定だ。
〈10月27日(日)女子シングルスエキシビジョンマッチ 上地結衣vs大谷桃子〉
〈10月28日(月)男子シングルスエキシビジョンマッチ 国枝慎吾vs真田卓〉

取材・文● 金元雄太(スマッシュ編集部)

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