海外テニス

「ペンギンになりたかった…」子ども時代の夢を問われた錦織の珍回答に海外テニスファンから反響

中村光佑

2021.03.06

なんとも“らしい”回答で、海外ファンを沸かせている錦織。(C)Getty Images

 男子テニスツアー「ABN AMRO ワールドテニス」(3月1日~7日/オランダ:ロッテルダム/インドアハード/ATP500)の大会公式Twitterが、5日に特別企画として行なった出場選手たちへのインタビュー動画を掲載。その中で錦織圭が出した回答が大きな話題となっている。

 動画には、アンディ・マリー(イギリス)、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)、フェリックス・オジェ-アリアシム(カナダ)、ステファノス・チチパス(ギリシャ)、ダニール・メドベージェフ(ロシア)など、錚々たるメンバーが登場。オランダの子どもたちから寄せられた質問に選手が答えるという形でインタビューが進行されている。

「ファーストキスはいつですか?」、「好きなポップスターは誰ですか?」など様々な質問が飛ぶ中、錦織が思わぬ形で注目を浴びたのが「子どもの頃、将来なりたいと思っていたものは何ですか?」と聞かれたシーンだ。

 マリーやズべレフ、オジェ-アリアシムなどほとんどの選手が「テニス選手になりたかった」とする一方で、錦織は「これを言うのはちょっと恥ずかしいんだけど」と前置きしつつ、「子どもの頃はペンギンになりたかったんだ。自分でもよくわからないけど、すごくかわいかったから、ただペンギンになりたかった」と笑顔を交えて答えた。
 
 その後のインタビューで、この錦織の珍回答を聞かされたマリーは「彼(錦織)はペンギンになりたかったって?」と少し驚いたようなリアクションを見せたが、「ちょっと変わっているけど、いい答えだと思うよ」とコメント。

 錦織の意外な答えとそれに対するマリーの反応は、テニスファンから大きな反響を呼んでおり、テニスストリーミングサイトの『Tennis TV』もこの2人の発言シーンを画像にして投稿していた。

 なお、錦織は5日に行なわれた同大会の準々決勝でボルナ・チョリッチ(クロアチア)に敗れ、惜しくもベスト4進出を逃した。それでも1年8か月ぶりにツアーでの8強入りを果たし、調子も徐々に上向いている。今大会で得た自信を胸に、次戦の「マルセイユ・オープン」(3月8日~14日/フランス/ATP250)でも更なる活躍を期待したい。

構成●スマッシュ編集部

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【動画】「ちょっと恥ずかしいけど…」錦織の珍回答が話題となったインタビュー動画