海外テニス

ナダルがR・マドリー本拠地での初のエキジビション大会に参戦か。実現すれば最多観客数記録更新の可能性も

スマッシュ編集部

2021.03.17

サンチャゴ・ベルナベウで行なわれる史上初のテニス大会へ、看板選手として参加すると報じられたナダル。(C)Getty Images

 男子テニス世界ランク3位のラファエル・ナダルが、母国スペインのサッカーチーム、レアル・マドリーのホームスタジアム『サンチャゴ・ベルナベウ』で行なわれるエキジビション大会への参加に合意したと報じられた。

 レアル・マドリー専門メディアの『Defensa Central』によると、ナダルは同チームの会長であるフロレンティーノ・ペレス氏との間で、現在改修工事中の新スタジアムにて行なわれる史上初のテニス大会でのプレーに合意。対戦相手にはロジャー・フェデラーやノバク・ジョコビッチが選ばれるのではないかとされており、スタジアム完成後の一連のイベントのひとつとなるようだ。
 
 さらに、このエキジビション大会はテニスにおける最多観客動員数の記録更新を狙っているという。これまでの最多記録は、昨年2月に南アフリカ・ケープタウンで行なわれたエキジビション大会『マッチ・フォー・アフリカ』で、ナダルとフェデラーが対戦した時のもので、51,954人を動員した。今回の新スタジアムは最大81,000人の収容人数を誇る。

 大会がいつ開催されるのかはまだ決まっていないが、地元新聞の『アス』によると、スタジアムの改修工事自体は2022年末~23年初頭の公開を目標に順調に進んでいるようだ。なお、この件に関してのレアル・マドリーとナダル本人からのコメントは、まだ発表されていない。

構成●スマッシュ編集部

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