女子テニス元世界ランク1位のキム・クリステルス(ベルギー)が、当面の間ツアーを離脱することを発表した。彼女は3月23日から開幕するマイアミ・オープンとその後のチャールストン・オープンでワイルドカード(主催者推薦)を獲得していたが、昨年9月の全米オープン以来約半年ぶりのツアー復帰は持ち越しとなる。
今回のメッセージではツアー離脱の理由についても明かしている。それは昨年10月に右ヒザの手術を受け、さらに今年1月に新型コロナウイルスに感染したことで、トレーニングスケジュールが大きく乱れたためだという。
クリステルスは「この数週間はチームと集中的なトレーニングを行ないましたが、残念ながらトップで競うためのレベルに達することができませんでした」と、今回の決断に至ったことを悔やむが、それでも復活への闘志を失ってはいないようで「この旅(現役復帰)を始めた時から大変なことはわかっていたし、自分の力ではどうにもならない困難もありました。でも私はまだ辞めたくありません……。これからも可能性を信じて頑張りたいと思います」と熱い想いを明かしている。
また今後のスケジュールについては「3~6週間は痛み止めと治療を続けて、その後チームと次の展開を考えていきたいと思います」としている。
現在37歳の彼女は、2007年に出産のため1度は現役を引退。09年8月に復帰したかと思えば、直後の全米オープンで4年ぶり2度目の優勝を挙げ、さらに11年には世界1位に返り咲いた。12年に再び出産により引退を表明したが、昨年2月のドバイ選手権で2度目の復帰を果たしていた。
構成●スマッシュ編集部
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今回のメッセージではツアー離脱の理由についても明かしている。それは昨年10月に右ヒザの手術を受け、さらに今年1月に新型コロナウイルスに感染したことで、トレーニングスケジュールが大きく乱れたためだという。
クリステルスは「この数週間はチームと集中的なトレーニングを行ないましたが、残念ながらトップで競うためのレベルに達することができませんでした」と、今回の決断に至ったことを悔やむが、それでも復活への闘志を失ってはいないようで「この旅(現役復帰)を始めた時から大変なことはわかっていたし、自分の力ではどうにもならない困難もありました。でも私はまだ辞めたくありません……。これからも可能性を信じて頑張りたいと思います」と熱い想いを明かしている。
また今後のスケジュールについては「3~6週間は痛み止めと治療を続けて、その後チームと次の展開を考えていきたいと思います」としている。
現在37歳の彼女は、2007年に出産のため1度は現役を引退。09年8月に復帰したかと思えば、直後の全米オープンで4年ぶり2度目の優勝を挙げ、さらに11年には世界1位に返り咲いた。12年に再び出産により引退を表明したが、昨年2月のドバイ選手権で2度目の復帰を果たしていた。
構成●スマッシュ編集部
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