国内テニス

吉田記念テニス研究センターと橋本総業が協力。テニスで健康的なライフスタイルの創出へ<SMASH>

スマッシュ編集部

2021.04.15

橋本総業ホールディングス㈱代表取締役社長の橋本政昭氏(左)、(公財)吉田記念テニス研修センター理事長の吉田宗弘氏。写真:TTC

 テニスを通して「安心安全な地域づくり」「全ての人に健康と福祉」を生み出すために、千葉県の吉田記念テニス研修センター(TTC)と、橋本総業ホールディングスが協働事業を行なうことを発表。4月11日にはその協定書調印式が行なわれた。

 テニスは生涯スポーツとして知られている。走って打つの繰り返しが基礎体力・筋力の向上につながるし、状況判断をしてボールを打つため、脳の活性化にも役立つ。つまり、元気に長生きするのを助けてくれるスポーツなのだ。

 また、子どもの頃からプレーできるように、ショートテニス、テニピン、プレー+ステイなど、キッズやジュニアが簡単に楽しめる工夫がされたテニスもある。しかし、テニスと出会う機会がなくては、知らないで終わってしまう。そこで重要になってくるのが、気軽に参加できるイベントの存在だ。

 ジュニアの全国大会が開催されることで知られる、千葉県のTTCと、テニス日本リーグの優勝チームを持つ橋本総業が手を組み、「健康なライフスタイルの創出」を目的としたイベントを実施していくことになった。
 
 早速、4月17日(土)には、橋本総業の契約プロ選手と一緒に、キッズがショートテニスを体験できるイベントを開催する。この他にも、車いすテニスの体験イベントや、他競技のプロとの共同イベント、次世代ジュニア育成クリニックなど、様々なイベントを1年を通して行なうことになっている。

 TTC内には橋本総業のチームが拠点にする「HAT DOME」があり、そのドームは屋根があるため天気の心配がなく、吹き抜けになっているため現在のコロナウイルス感染を考える上でも安心だ。このドームが、イベント実施には活躍することになるだろう。

 テニスの普及と発展には、イベントが大切な役割を果たす。テニスの魅力を伝え、その地域が元気になる手助けをする機会となってほしい。

構成●スマッシュ編集部

【PHOTO】コロナ禍で開催された「+POWER CUP」は、屋根付き吹き抜けの「HAT DOME」で行なわれた