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打点は前じゃなくていい!高橋悠介が両手バックでパワーを出すために意識していること【プロが明かすテニス上達法】<SMASH>

スマッシュ編集部

2021.04.17

ポジションを上げてたたきにいっているが(1コマ目)、打点は引きつけ気味で、左ヒジに余裕がある(5コマ目)。そこからヒジを伸ばして押すのが(6コマ目)、高橋選手の両手バックの秘訣だ。写真:THE DIGEST写真部

ポジションを上げてたたきにいっているが(1コマ目)、打点は引きつけ気味で、左ヒジに余裕がある(5コマ目)。そこからヒジを伸ばして押すのが(6コマ目)、高橋選手の両手バックの秘訣だ。写真:THE DIGEST写真部

 プロテニス選手は、高度なショットをいとも簡単にたたき込む。なぜあんなボールが打てるのか? その秘訣をプロ本人に明かしてもらうシリーズ。今回は2017年の全日本チャンピオン、高橋悠介選手の2回目、両手打ちバックハンドのポイントを聞いた。

 高橋選手の両手バックは、破壊力と安定性を両立しているのが特徴。ラリーからチャンスと見るや瞬時にポジションを上げ、攻撃的に打ち込んでいく。その秘訣を聞くと、「バックハンドで意識しているのは、しっかりボールを引きつけることです」という答えが返ってきた。

 パワーを出すには打点を前にとるべきだと考えがちだが、そうではないそうだ。
「両手打ちは少し引きつけた方が力が入りやすいんです。打点が前すぎると腕が伸び切って、それ以上押せなくなります。何か物を押す時、ヒジが伸びた状態からは始めないでしょう? それと同じで、左ヒジに少し余裕を持たせてインパクトし、そこから伸ばすようにすると、少ない力でボールを押せます」
 
 この連続写真を見ても、打点は踏み込んだ右足のあたりで、それほど前にはとっていない(5コマ目)。また、左ヒジには少し余裕があり、インパクト後の6コマ目で力強く伸ばしているのがわかる。これによってボールにパワーを与えているわけだ。

「球出し練習の時、ほとんど止まっているボールをちゃんと飛ばせるのも、いい所で当てているからです。無駄な力を使わずに打てるポイントを見つけることが大切で、僕は調子が悪くなるといつもそれを意識しています」と高橋選手。

 重要なのは力任せに振ることではなく、自然に力が出る打点で打つこと。「大きい力を使うと、コントロールは難しくなります」と高橋選手が言うように、それはパワーだけでなく安定性を高める上でも欠かせないポイントだ。

【プロフィール】高橋悠介/たかはしゆうすけ
1997年10月17日、神奈川県生まれ。170cm、68kg、右利き。湘南工大附属高出身。攻守の切り替えが鋭く、スピーディーな展開を得意にする。2017年全日本選手権優勝、同年楽天オープンではポスピシルを破り予選を突破した。ATP最高ランキング238位(17年8/7付)。三菱電機所属。

構成●スマッシュ編集部
※『スマッシュ』2020年8月号より再編集

【PHOTO】高橋悠介選手の両手打ちバックハンド、ハイスピードカメラによる『30コマの超分解写真』
 

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