男子テニスツアー「バルセロナ・オープン」(4月19日~25日/スペイン・バルセロナ/クレーコート/ATP500)は、現地4月21日にシングルス2回戦を実施。世界ランク39位の錦織圭が、同22位で第13シードのクリスチャン・ガリン(チリ)を7-6(5)、4-6、6-1のフルセットで下し、3回戦へ駒を進めた。
タイブレークへもつれ込む競り合いを制し、第1セットを先取した錦織。第2セットは落としたものの、第3セットでは一気に5ゲームを連取して相手を圧倒。昨年のハンブルク・オープン1回戦で敗れていたガリンに雪辱を果たした。
勝利した錦織は3回戦で「クレーキング」の異名を持つ第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)と対戦する。錦織は通算で2勝11敗とナダルには大きく負け越しており、中でもクレーコートでは過去に5度対戦して1度も勝利できていない。直近では2019年の全仏オープン準々決勝でストレート負けを喫しており、錦織が最後に勝ったのは16年のリオ・オリンピック(ハード)になる。
2回戦後の記者会見で錦織は、「ラファはラファ。クレーでは最もタフな相手になる」とナダルを称賛した上で、「彼からチャンスを得るためには、自分の最高のテニスをして、アグレッシブに攻めなければいけない」とコメント。
一方で「復帰後はトップ10との対戦が少なかったから、3回戦でラファと試合ができることをとてもうれしく思っている。自分の現在の実力を確認するための良いテストになると思う」とナダルとの対戦を心待ちにしているようだ。
その後、錦織は自身の公式アプリ『Kei Nishikori』でファンに向けたメッセージ動画を投稿。「2戦連続でフルセットだったのでちょっと疲労もありますが、明日のラファ戦を頑張りたいと思います」と次戦への意気込みを語った。
ナダルとの3回戦は日本時間22日・午後11時以降に開始予定。クレーコートの絶対王者を相手に、どのようなプレーを見せてくれるのか注目だ。
文●中村光佑
【PHOTO】2021年シーズンの錦織圭を厳選ショットで特集!
タイブレークへもつれ込む競り合いを制し、第1セットを先取した錦織。第2セットは落としたものの、第3セットでは一気に5ゲームを連取して相手を圧倒。昨年のハンブルク・オープン1回戦で敗れていたガリンに雪辱を果たした。
勝利した錦織は3回戦で「クレーキング」の異名を持つ第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)と対戦する。錦織は通算で2勝11敗とナダルには大きく負け越しており、中でもクレーコートでは過去に5度対戦して1度も勝利できていない。直近では2019年の全仏オープン準々決勝でストレート負けを喫しており、錦織が最後に勝ったのは16年のリオ・オリンピック(ハード)になる。
2回戦後の記者会見で錦織は、「ラファはラファ。クレーでは最もタフな相手になる」とナダルを称賛した上で、「彼からチャンスを得るためには、自分の最高のテニスをして、アグレッシブに攻めなければいけない」とコメント。
一方で「復帰後はトップ10との対戦が少なかったから、3回戦でラファと試合ができることをとてもうれしく思っている。自分の現在の実力を確認するための良いテストになると思う」とナダルとの対戦を心待ちにしているようだ。
その後、錦織は自身の公式アプリ『Kei Nishikori』でファンに向けたメッセージ動画を投稿。「2戦連続でフルセットだったのでちょっと疲労もありますが、明日のラファ戦を頑張りたいと思います」と次戦への意気込みを語った。
ナダルとの3回戦は日本時間22日・午後11時以降に開始予定。クレーコートの絶対王者を相手に、どのようなプレーを見せてくれるのか注目だ。
文●中村光佑
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