海外テニス

錦織圭、カレノブスタの棄権によりイタリア国際2年ぶりのベスト16進出<SMASH>

スマッシュ編集部

2021.05.11

不戦勝で16強入りした錦織。体力を温存できたのは次の試合に好影響を与えそうだ。(C)Getty Images

 男子テニスツアーの「イタリア国際」(5月9日~5月16日/イタリア・ローマ/クレー/ATP1000)に出場している世界ランク45位の錦織圭は、現地11日のシングルス2回戦で第11シードのパブロ・カレノブスタ(スペイン)と対戦予定だったが、カレノブスタの棄権により3回戦に進出することが決まった。

 両者の過去の対戦成績は1勝1敗。直近の対戦は今年2月の全豪オープンで、この時は錦織が敗れていたため、この試合がリベンジマッチとなるはずだった。

 これで錦織は今大会で2019年以来6度目のベスト16入りとなる。1回戦では世界ランク28位のファビオ・フォニーニ(イタリア)を相手に、「ほぼ100%と言ってもいい出来だった」と自画自賛するほどのプレーで下すなど好調な様子だった。
 
 3回戦では第6シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と世界ランク128位のヒューゴ・デリエン(ボリビア)の勝者と対戦する。もしズべレフが勝ち上がった場合は、前週のバルセロナ・オープンに続き2週連続の顔合わせとなる。

構成●スマッシュ編集部

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