テニス界で時たま話題となる“GOAT論争”(GOAT=Greatest of All Time/史上最高の選手の意)。男子テニス界では、現役選手としてロジャー・フェデラー(スイス)、ラファエル・ナダル(スペイン)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)らビッグ3がこの候補に挙げられ、いったい誰が史上最高と呼ばれるべきなのかと議論されることが多い。
この論争における一番人気は言わずもがなフェデラーだろう。優れた人格の持ち主として知られる彼は、プレーの面でも優雅さと強さを兼ね備え、多くのテニスファンを魅了してきた。
そして、このフェデラーの後を追従するのがナダルとジョコビッチだが、先の「全仏オープンテニス」を制し、四大大会オープン化以降では史上初となる“ダブルグランドスラム”(すべてのグランドスラムを2回制覇すること)を達成したジョコビッチの評価が、ここ数年で急上昇していることも間違いないだろう。
過去にダブルグランドスラムを記録したのは、オープン化以前(1967年まで)にロイ・エマーソン氏が、そしてオープン化以前と以降にまたがってロッド・レーバー氏が達成しているが、このレーバー氏もフェデラーが史上最高の選手だとしつつ、じきにジョコビッチが追い付くであろうことを認めている。
海外メディア『sportskeeda』によると、レーバー氏はインタビューで「私を含め、多くのテニスファンが現時点ではフェデラーがGOATだと思っている。しかし、ノバクも十分に素晴らしい記録を残しているため、彼のキャリアにも注目せざるをえない。彼も偉大なプレーヤー(過去のGOAT)たちと同じグループに入るべきだろうね」とコメント。
さらに、「ノバクには感激しているよ。彼は非常にチャレンジングで常に最高のテニスを見せてくれる。精神的にもタフだし、5セットで1、2セット落とそうが彼の前では何の意味もない。素晴らしいファイターだよ」と、現世界1位を絶賛している。
また、男子テニス元世界ランク1位のジョン・マッケンロー氏の弟で、元全仏オープンダブルス王者であるパトリック・マッケンロー氏は「誰がGOATなのかにはまだ議論の余地がある」としつつも、ジョコビッチを「明らかに“史上最も完成されたプレーヤー”だ」と評価し、「GOATへの道を歩んでいることは間違いない」としている。
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】テニス史上に残る名プレーヤー!ノバク・ジョコビッチの厳選ショットをお届け!
この論争における一番人気は言わずもがなフェデラーだろう。優れた人格の持ち主として知られる彼は、プレーの面でも優雅さと強さを兼ね備え、多くのテニスファンを魅了してきた。
そして、このフェデラーの後を追従するのがナダルとジョコビッチだが、先の「全仏オープンテニス」を制し、四大大会オープン化以降では史上初となる“ダブルグランドスラム”(すべてのグランドスラムを2回制覇すること)を達成したジョコビッチの評価が、ここ数年で急上昇していることも間違いないだろう。
過去にダブルグランドスラムを記録したのは、オープン化以前(1967年まで)にロイ・エマーソン氏が、そしてオープン化以前と以降にまたがってロッド・レーバー氏が達成しているが、このレーバー氏もフェデラーが史上最高の選手だとしつつ、じきにジョコビッチが追い付くであろうことを認めている。
海外メディア『sportskeeda』によると、レーバー氏はインタビューで「私を含め、多くのテニスファンが現時点ではフェデラーがGOATだと思っている。しかし、ノバクも十分に素晴らしい記録を残しているため、彼のキャリアにも注目せざるをえない。彼も偉大なプレーヤー(過去のGOAT)たちと同じグループに入るべきだろうね」とコメント。
さらに、「ノバクには感激しているよ。彼は非常にチャレンジングで常に最高のテニスを見せてくれる。精神的にもタフだし、5セットで1、2セット落とそうが彼の前では何の意味もない。素晴らしいファイターだよ」と、現世界1位を絶賛している。
また、男子テニス元世界ランク1位のジョン・マッケンロー氏の弟で、元全仏オープンダブルス王者であるパトリック・マッケンロー氏は「誰がGOATなのかにはまだ議論の余地がある」としつつも、ジョコビッチを「明らかに“史上最も完成されたプレーヤー”だ」と評価し、「GOATへの道を歩んでいることは間違いない」としている。
構成●スマッシュ編集部
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