男子テニス世界ランク178位のジャン・ジジェン(中国/Zhang Zhizhen・張之臻)が、現地6月24日に行なわれた「ウインブルドン」(イギリス:ロンドン/グラスコート/グランドスラム)の予選決勝にて、同117位のフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)を6-0、6-3、6-7(4)、7-6(6)で下し、中国人男子選手としてオープン化以降初のウインブルドン本戦出場を決めた。
24歳のジャンは、これが4度目のグランドスラム予選への挑戦で、過去3度は最高でも2回戦止まりという成績だった。
ウインブルドンの公式サイトによると、1968年のオープン化からこれまでで、中国出身の男子選手がグランドスラム本戦に出場したのは全豪オープンのみだったようで、2013年、14年、16年にウー・ディ(Wu Di・呉迪)が、14年、15年にジャン・ザ(Zhang Ze・張哲)が、19年にリー・ジェ(Li Zhe・李哲)が本戦入りしている。
ジャンは今回の予選2回戦までは1セットも落とさない勝ち上がりで、予選決勝でも最初の2セットは相手を圧倒するなど好調なプレーを見せている。本戦への期待も非常に高まるところだろう。
中国では、リー・ナ(Li Na・李娜)のグランドスラム2タイトルをはじめとして、ここ数年は女子の活躍が目立っているが、今回ジャンが新たな歴史を刻んだことで、男子テニスの盛り上がりにも期待が寄せられている。
構成●スマッシュ編集部
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24歳のジャンは、これが4度目のグランドスラム予選への挑戦で、過去3度は最高でも2回戦止まりという成績だった。
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中国では、リー・ナ(Li Na・李娜)のグランドスラム2タイトルをはじめとして、ここ数年は女子の活躍が目立っているが、今回ジャンが新たな歴史を刻んだことで、男子テニスの盛り上がりにも期待が寄せられている。
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