女子テニスのユージニー・ブシャール（カナダ）が自身のインスタグラム（@geniebouchard）で右肩の手術を受けたことと、術後の様子などを更新している。

　３月に行なわれた『モンテレイ・オープン』を最後にツアーから離れていたブシャール。昨年から右肩に痛みを抱えており、モンテレイ・オープンの前週に行なわれた『アビエルト・サポパン』に出場した際に肩甲骨下筋を断裂し、様々な治療を試したが効果がなく、６月に関節鏡手術を受けた。経過は順調のようで、６月８日にアップされた写真には病室での一コマが収められている。

　その後は肩を固定した状態でプライベートを楽しむ様子を何度か投稿し、ビーチでのビキニ姿も披露している。また、ヒジの曲げ伸ばしや肩を中心とした動き、器具を用いたリハビリの様子なども動画で公開した。
  　26日に更新された最新の投稿では「注意：危険な写真があります」と記し、まず１枚目にはバストアップの写真、そして「抜糸を記念して、術後１日目の様子を紹介するわ」と、肩に糸が入った痛々しい肩の写真が２枚公開されている。

　今は治療とリハビリに専念し、またコートでプレーが見られることを願うばかりだ。それまではSNSで元気な姿を見せてくれることを期待したい。

◆ユージニー・ブシャール（Eugenie Bouchard）
1994年２月25日生まれ（27歳）。カナダ出身。身長178cm、右利き、バックハンドは両手打ち。2014年の全豪と全仏オープンで準決勝に進出し、同年のウインブルドンでは準優勝。2014年10月20日には5位にまでランキングを上げる。才能と美貌に恵まれた次世代の女王との期待も高まったが、2015年全米オープンの会場で滑って頭を打ち脳震盪をおこし、それ以来、精彩を欠きランキングは下降した。最新ランキング114位（21年６月28日付）。

構成●スマッシュ編集部

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