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前哨戦優勝のコンタが新型コロナ濃厚接触者となりウインブルドン欠場へ。チームメンバーに陽性反応<SMASH>

スマッシュ編集部

2021.06.28

地元での大一番に備え、会場でトレーニングに励んでいたコンタだが…。(C)Getty Images

 テニス四大大会「ウインブルドン」(6月28日~7月11日/イギリス:ロンドン/グラスコート)に出場を予定していたヨハンナ・コンタ(イギリス/31位)が、新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者と判断され、大会から棄権することとなった。

 今大会を主催するAELTC(オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ)は、第27シードで出場予定だったコンタについて声明を発表。

「ヨハンナ・コンタ選手に帯同するチームメンバーが、新型コロナウイルスの症状を示したため、直ちに隔離し、プロトコルに従ってPCR検査を実施しました」とした上で、「(そのメンバーに)陽性の結果が出たため、イングランド公衆衛生局とともにコンタ選手を濃厚接触者と判断し、政府の法律に基づいて10日間の自己隔離を要求し、大会からの除外を決めました」と明かしている。
 
 なお、彼女の会場入り後に実施されたこれまでのPCR検査では、両名ともに陰性を示していたという。

 2017年には自己最高位の4位を記録したコンタは、ここ数年ツアーでの優勝から遠ざかっていたが、ウインブルドンの前哨戦の1つである「ノッティンガム・オープン」(6月6日~13日/イギリス:ノッティンガム/グラスコート/WTA250)で約4年ぶりの優勝を果たしたばかり。波に乗っていただけに、非常に残念な結果となってしまった。

 大会にはコンタに変わってラッキールーザーのワン・ヤファン(中国/123位)が出場。1回戦でカテリーナ・シニアコワ(チェコ/64位)と対戦する。

構成●スマッシュ編集部

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