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海外テニス

「この時間帯にプレーするのはクレイジー」東京の猛暑に苦言続出!ジョコビッチ、メドベージェフが時間変更を提案<SMASH>

中村光佑

2021.07.25

オリンピック初戦を突破したメドベージェフ(左)とジョコビッチ(右)だが、東京の真昼の暑さはだいぶ堪えたようだ。写真左:Getty Images、写真右:JMPA代表撮影

オリンピック初戦を突破したメドベージェフ(左)とジョコビッチ(右)だが、東京の真昼の暑さはだいぶ堪えたようだ。写真左:Getty Images、写真右:JMPA代表撮影

 いよいよ開幕した東京オリンピックのテニス競技(7月24日~8月1日/東京:有明/ハードコート)。各国のトップ選手による熱い戦いの火ぶたが切って落とされたが、選手たちからは早くも日本の猛烈な暑さに不満の声が続々と上がっている。

 7月24日の正午頃に行なわれた1回戦に登場した男子テニス世界ランク2位のダニール・メドベージェフ(ロシア)はアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン/同40位)と対戦。6-4、7-6(8)のストレートで勝利したものの、試合終盤にはうだるような暑さに顏を火照らせ、ポイント間では呼吸が荒くなる様子も見られた。

 試合後の記者会見に応じたメドベージェフは開口一番、過酷なコンディションの中でプレーをしなければならない状況に苦言を呈した。

「今日のコートの暑さは尋常ではなかった。僕たちはここにいて、1日に多くの試合をしなければならないので、開始時間が早くなることはわかっていたが、このような状況でプレーすることは本当に冗談ではないと声を上げたい。ここにいる200人のプレーヤーに聞いたら、195人以上が、この時間帯にプレーするのは本当にクレイジーだと言うと思う」

 また、その上で「メキシコの大会のようにした方がいいと思う。夕方18時頃に試合をスタートすべきかもしれない」と、暑さが和らぐ夕方や夜間に試合開始時間を遅らせることを提案した。
 
 同日に世界139位のヒューゴ・デリエン(ボリビア)との1回戦を戦い、ストレート勝利で2回戦へと駒を進めた世界王者のノバク・ジョコビッチ(セルビア)もメドベージェフと同様に、日本ならではの猛暑に苦しんでいるようだ。

「(あの暑さの中で)プレーするのは非常につらかった」と前置きした上で、「100%彼に同意するよ。率直に言えば、なぜ15時頃に試合を開始しないのか理解できない。テニス競技では時間に関する何らかのルールがあって夜中の12時までしかプレーできないと聞いているけど、僕の試合が終わってもまだ17時になってない。つまりまだ7時間もプレーする時間が残っている。全てのコートに照明も設置されているのに、選手の体調をもっと考えてほしい。なぜ時間を遅らせないのか、理解に苦しむ」と不満を口にした。

 メドベージェフやジョコビッチの言葉通り、確かに湿度も高い真夏の日本で日中にプレーをすることは、全選手にとって大きな負担となるだろう。現状大会主催側からは試合開始時間の変更を示唆するコメントは出ていないが、テニスは肉体的な消耗が激しいだけに、状況に応じた対応が求められるところだ。

文●中村光佑

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