専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
海外テニス

東京五輪テニス競技初日は土居がシングルスで白星!ダブルスではマクラクラン/錦織がポルトガルペア下す<SMASH>

スマッシュ編集部

2021.07.24

安定感のあるテニスで相手を圧倒した土居美咲。代表撮影:雑誌協会

安定感のあるテニスで相手を圧倒した土居美咲。代表撮影:雑誌協会

 いよいよ開幕した東京オリンピックテニス競技(7月24日~8月1日/東京:有明/ハードコート)は大会初日の24日に、日本から男女11名が参戦した。

 日本勢のトップバッターとして登場したのは、女子シングルスの日比野菜緒(ブラス/世界ランク77位)。4番コートの第1試合でニーナ・ストヤノビッチ(セルビア/同90位)と対戦した。過去2勝0敗と対戦戦績でリードしている日比野は、序盤積極的なプレーでリードを奪うも、徐々にミスが増え始めて挽回を許し、6-3、6-3で敗退となった。

 一方、同じコートの第4試合に登場した女子シングルスの土居美咲(ミキハウス/同94位)は、レナタ・サラスア(メキシコ/同133位)と対戦し、6-3、6-2のストレートで勝利。精度の高いストロークで相手から多くのミスを引き出し、4本のブレークに成功。今大会での日本女子シングルスに最初の勝利をもたらした。

 男子シングルスでは、ダニエル太郎(エイブル/同110位)が第13シードのロレンツォ・ソネゴ(イタリア/同26位)と激突。第1セットを先取し、第2セットでも先にブレークを奪うなど好調さを見せたが、サービング・フォー・ザ・マッチの第10ゲームで痛恨のブレークダウンを喫すると、その後はほぼ互角の戦いに。第2、3セットのタイブレークを続けて落とし、6-4、6(6)-7、6(3)-7のフルセットの惜敗となった。
 
 また、3番コートの第3試合には杉田祐一(三菱電機/同114位)が登場し、第15シードのファビオ・フォニーニ(イタリア/同31位)と対戦。凡ミスこそ相手より少なかったが、攻撃力で上回る相手のストロークに対応できず、6-4、6-3で敗れている。

 ダブルスでは女子で日比野/二宮真琴(エディオン)ペアが第6シードのアシュリー・バーティー/ストーム・サンダースのオーストラリアペアと対戦したが、6-1、6-2で敗退。一方、男子ではマクラクラン勉(イカイ)/錦織圭(日清食品)ペアが、ジョアン・ソウザ/ペドロ・ソウザのポルトガルペアに6-1、6-4で勝利している。

【7月24日(大会初日)の日本人結果】

日比野菜緒(ブラス) 3-6 3-6 N・ストヤノビッチ(セルビア) 
ダニエル太郎(エイブル) 6-4 6(6)-7 6(3)-7 L・ソネゴ(イタリア)[13] 
杉田祐一(三菱電機) 3-6 4-6 F・フォニーニ(イタリア)[15] 
日比野菜緒/二宮真琴(ブラス/エディオン) 1-6 2-6 A・バーティー/S・サンダース(オーストラリア)[6] 
マクラクラン勉/錦織圭(イカイ/日清食品) 6-1 6-4  J・ソウザ/P・ソウザ(ポルトガル)

構成●スマッシュ編集部

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号