東京オリンピックのテニス競技(7月24日~8月1日/東京:有明/ハードコート)は7月27日に男子シングルス2回戦を実施。世界ランク69位の錦織圭が同65位のマルコス・ギロン(アメリカ)を7-6(5)、3-6、6-1のフルセットで下し、3回戦進出を果たした。
タイブレークで持ち前の勝負強さを発揮し、第1セットを先取した錦織は、第2セットを落としたものの、ファイナルセットに入ると終始ラリーで主導権を握り、2つのブレークに成功して勝利を収めた。
2時間を超える激戦を制し、ベスト16へと駒を進めた錦織に、海外メディアからも熱視線が注がれている。
スペインのテニス専門メディア『Punto de Break』は「ニシコリがベスト16で日の丸を掲げる」と題し、「男子シングルスでマルコス・ギロンを破り、ベスト16に進出。(メダルへの)新たな一歩を踏み出した」と報道。
さらに同メディアは男女を通じて日本勢のシングルスでただ1人勝ち残った錦織について「オオサカが敗れたことで、今日から1人の男が、テニスという種目における一国の責任を全て背負うことになった」としつつも、「彼はその状況の中でうまく勝ち進んでいる」と錦織の強さを高く評価した。
また、テニス系海外メディアの『tennishead』は「ニシコリが勝利をつかみ、日本のメダル獲得に望みをつなぐ」と銘打ち、「ニシコリは、アメリカのマルコス・ギロンとの厳しい戦いを制し、開催国である日本のテニス界にメダル獲得の希望をもたらした」と称賛。
最後に「ニシコリは2016年リオデジャネイロ大会で銅メダルを獲得しているが、母国での開催ということもあり、さらなる活躍が期待される」と締めくくった。
錦織は次戦で五輪3大会連続となるベスト8入りを懸け、世界66位のイリア・イバシュカ(ベラルーシ)と対戦する。なお、この錦織の男子シングルス3回戦は7月28日の第1コート第2試合に組まれている。同日にはマクラクラン勉(イカイ)との男子ダブルスも予定されており、こちらはセンターコートの第4試合となっている。
文●中村光佑
【PHOTO】2大会連続のメダル獲得へ期待がかかる錦織圭の東京五輪厳選ショット!
タイブレークで持ち前の勝負強さを発揮し、第1セットを先取した錦織は、第2セットを落としたものの、ファイナルセットに入ると終始ラリーで主導権を握り、2つのブレークに成功して勝利を収めた。
2時間を超える激戦を制し、ベスト16へと駒を進めた錦織に、海外メディアからも熱視線が注がれている。
スペインのテニス専門メディア『Punto de Break』は「ニシコリがベスト16で日の丸を掲げる」と題し、「男子シングルスでマルコス・ギロンを破り、ベスト16に進出。(メダルへの)新たな一歩を踏み出した」と報道。
さらに同メディアは男女を通じて日本勢のシングルスでただ1人勝ち残った錦織について「オオサカが敗れたことで、今日から1人の男が、テニスという種目における一国の責任を全て背負うことになった」としつつも、「彼はその状況の中でうまく勝ち進んでいる」と錦織の強さを高く評価した。
また、テニス系海外メディアの『tennishead』は「ニシコリが勝利をつかみ、日本のメダル獲得に望みをつなぐ」と銘打ち、「ニシコリは、アメリカのマルコス・ギロンとの厳しい戦いを制し、開催国である日本のテニス界にメダル獲得の希望をもたらした」と称賛。
最後に「ニシコリは2016年リオデジャネイロ大会で銅メダルを獲得しているが、母国での開催ということもあり、さらなる活躍が期待される」と締めくくった。
錦織は次戦で五輪3大会連続となるベスト8入りを懸け、世界66位のイリア・イバシュカ(ベラルーシ)と対戦する。なお、この錦織の男子シングルス3回戦は7月28日の第1コート第2試合に組まれている。同日にはマクラクラン勉(イカイ)との男子ダブルスも予定されており、こちらはセンターコートの第4試合となっている。
文●中村光佑
【PHOTO】2大会連続のメダル獲得へ期待がかかる錦織圭の東京五輪厳選ショット!