男子テニスツアーの『シティー・オープン』(8月2日~8日/アメリカ:ワシントンDC/ハードコート/ATP500)では、現地8月6日にシングルス準々決勝を実施。世界ランク67位の錦織圭が同50位で第14シードのロイド・ハリス(南アフリカ)を6-3、7-5のストレートで下し、同大会4年ぶり3度目のベスト4進出を果たした。
錦織は今年3月のドバイ選手権で敗れたハリスを相手に、序盤からリターンで積極的な攻撃を仕掛けて4ゲームを連取。第6ゲームでブレークバックを喫しながらも第1セットを先取すると、第2セットでは終盤の第12ゲームで値千金のブレークに成功し、1時間53分で準決勝へ駒を進めた。
2019年4月のバルセロナ・オープン以来、2年3か月ぶりのツアー4強入りとなった錦織は試合後のインタビューで「4―0までは非常にいいスタートだったが、それ以降は彼(ハリス)がいいプレーをし始めた。第2セットは非常にタイトな展開で、何度もブレークポイントがあったが、それをものにできず、少しストレスを感じた」と苦戦を強いられたことを明かした。
それでも「今週した試合の中で一番いい試合だった。最後のポイントの取り方もとてもよかったと思う」と満足気に試合を振り返り、インタビューを締めくくった。
その後、錦織はSNSを更新。右手でガッツポーズを作った自身の写真を添えた上で、「タフな戦いだった」としつつも、「勝ててとてもうれしい」と喜びを綴った。
準決勝では、地元勢で世界107位のマッケンジー・マクドナルド(アメリカ)と対戦する錦織。今大会は東京オリンピックから中4日でのツアー参戦となっているだけに、すでにかなりの疲労がたまっていることだろう。体力面はどうしても気になるところだが、何とか最後までこの好調さをキープし、2019年1月のブリスベン以来、約2年半ぶりとなるツアー優勝を期待したいところだ。
文●中村光佑
【PHOTO】錦織圭の東京五輪での激闘を振り返る厳選ショット!
錦織は今年3月のドバイ選手権で敗れたハリスを相手に、序盤からリターンで積極的な攻撃を仕掛けて4ゲームを連取。第6ゲームでブレークバックを喫しながらも第1セットを先取すると、第2セットでは終盤の第12ゲームで値千金のブレークに成功し、1時間53分で準決勝へ駒を進めた。
2019年4月のバルセロナ・オープン以来、2年3か月ぶりのツアー4強入りとなった錦織は試合後のインタビューで「4―0までは非常にいいスタートだったが、それ以降は彼(ハリス)がいいプレーをし始めた。第2セットは非常にタイトな展開で、何度もブレークポイントがあったが、それをものにできず、少しストレスを感じた」と苦戦を強いられたことを明かした。
それでも「今週した試合の中で一番いい試合だった。最後のポイントの取り方もとてもよかったと思う」と満足気に試合を振り返り、インタビューを締めくくった。
その後、錦織はSNSを更新。右手でガッツポーズを作った自身の写真を添えた上で、「タフな戦いだった」としつつも、「勝ててとてもうれしい」と喜びを綴った。
準決勝では、地元勢で世界107位のマッケンジー・マクドナルド(アメリカ)と対戦する錦織。今大会は東京オリンピックから中4日でのツアー参戦となっているだけに、すでにかなりの疲労がたまっていることだろう。体力面はどうしても気になるところだが、何とか最後までこの好調さをキープし、2019年1月のブリスベン以来、約2年半ぶりとなるツアー優勝を期待したいところだ。
文●中村光佑
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