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海外テニス

遅延行為が物議を醸すチチパスをズべレフが再び猛批判「どの試合でも常に起こる。ただただ馬鹿げている」<SMASH>

中村光佑

2021.09.02

前哨戦では自身もチチパス(右)の行為にペースを乱されたズべレフ(左)。全米で再燃した問題に、再びズべレフは批判を展開した。(C)Getty Images

前哨戦では自身もチチパス(右)の行為にペースを乱されたズべレフ(左)。全米で再燃した問題に、再びズべレフは批判を展開した。(C)Getty Images

 テニスの四大大会「全米オープン」(8月30日~9月12日/アメリカ・ニューヨーク/ハードコート/グランドスラム)で男子シングルス1回戦を突破した第4シードのアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ/世界ランク4位)が、テニス界で物議を醸しているステファノス・チチパス(ギリシャ/3位)のトイレットブレークについて言及した。

 チチパスは現地8月30日に行なわれた1回戦で元世界王者のアンディ・マリー(イギリス)と対戦。第4セットを奪ってセットカウント2-2とした直後にトイレットブレークを取ったが、7分以上経過しても戻ってこないことにマリーがしびれを切らし、主審に猛抗議。その後、チチパスは主審から遅延行為による警告を受けた。

 ファイナルセットに入るとチチパスは第1ゲームで早々にブレークを奪い、そのままサービスキープを続けて初戦を突破。ところが、その試合後に行なわれた記者会見でマリーが「僕は彼のことを素晴らしい選手だと思っているが、彼への敬意を失ってしまった」と遅延行為に及んだチチパスを痛烈に批判していた。

 前哨戦のシンシナティ準決勝でチチパスと対戦した際に、チチパスのコーチング疑惑やトイレットブレークが長いことを指摘していたズべレフ。一連の騒動について「また同様のことが起きてしまった。どの試合でも常に起こっていることだ。普通のことではない。ローランギャロス(全仏)では決勝でノバク(ジョコビッチ)と、ハンブルクではクライノビッチと対戦した時に、同じようなことがあった。僕がシンシナティでチチパスと対戦した時もね。ただただ馬鹿げている。選手たちは(チチパスが不正をしていることに)もう気付いているよ」と強めの口調でコメントした。
 
 また、ズべレフはチチパスの度重なる遅延行為に対し、次のように疑問を呈した。

「彼は世界3位なんだ。僕は、彼が世界のトップ3に入るために、そのような行為が必要だとは思わない。こういうことはジュニアやチャレンジャーでは行なわれているが、世界のトップレベルになると通常はなくなるものだ」

 一方のチチパスは「僕はルールを破ったとは思っていないし、ガイドラインに沿ってプレーしたつもりだ。自分がルールを守り、ATPが言うフェアなプレーをしていれば、あとは問題ないだろう」と弁明。さらに、マリーに対しても「彼には何も恨みはない。絶対に何もないよ」としている。

 チチパスは現地9月1日に行なわれた2回戦でアドリアン・マナリノ(フランス/44位)を6-3、6-4、6-7(4)、6-0で下し、3回戦に駒を進めている。

文●中村光佑

【PHOTO】チチパスら全仏オープン2021で活躍した男子選手たちの厳選写真
 
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【動画】物議を醸しているチチパスvsマリー戦のマッチハイライト

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