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海外テニス

大坂なおみ、最新世界ランキングで12位に転落!トップ10圏外は実に2018年以来3年ぶり<SMASH>

スマッシュ編集部

2021.10.04

全米オープン以降戦線を離脱している大坂なおみの順位が、最新ランキングで約3年ぶりにトップ10圏外となった。(C)Getty Images

全米オープン以降戦線を離脱している大坂なおみの順位が、最新ランキングで約3年ぶりにトップ10圏外となった。(C)Getty Images

 10月4日に発表された女子テニスの最新世界ランキングで、大坂なおみが前週よりも順位を5つ落として12位となった。大坂がトップ10の圏外を記録したのは2018年8月27日以来、じつに約3年ぶりとなる。

 連覇を懸けて臨んだ全米オープンで、まさかの3回戦敗退。試合後の記者会見では「しばらくテニスから距離を置きたい」と戦線離脱を宣言していた大坂。復帰戦になると思われた「パリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/10月6日~17日)も早々と欠場が発表され、一部のメディアでは「すでにシーズンを終了しているのでは」とも報じられている。

 大坂は9月に収録された米国のテレビ番組では「おそらくまたすぐにプレーする。でも、勝っても負けても私には関係ない。ただ単に、コートに戻ってこられたという喜びを感じると思う。私は自分のためにテニスをやっているんだということを実感したい」とも語っていただけに、今季中のツアー復帰の可能性もまだ残されている。今後の動向に注目だ。

 
 なお、今回のランキングでは「シカゴ・フォール・テニス・クラシック」で今季2勝目を記録したガルビネ・ムグルサ(スペイン)が9位から6位へ浮上。そのムグルサとシカゴの準々決勝を戦った日本の本玉真唯(22歳)は、200位から161位とランキングを急上昇させている。

 また、ランキング2位のアリーナ・サバレンカ(ベラルーシ)は、10月3日に新型コロナウイルスの陽性反応が出たことを公表し、同6日から始まるパリバ・オープンの欠場を発表。本人は「体調に問題はない」としているが、今後の状況しだいではランキングに悪影響を及ぼす可能性も否定できない。

【トップ10最新ランキング】
※順位後のカッコ内は前週の順位。名前の後の数値はポイント
1位(1):A・バーティ―(オーストラリア)=9077
2位(2):A・サバレンカ(ベラルーシ)=7115
3位(3):Ka・プリスコワ(チェコ)=5285
4位(4):I・シフィオンテク(ポーランド)=4756
5位(5):B・クレイチコワ(チェコ)=4668
6位(9):G・ムグルサ(スペイン)=4595
7位(6):E・スビトリーナ(ウクライナ)=4376
8位(8):S・ケニン(アメリカ)=4190
9位(10):M・サッカリ(ギリシャ)=4055
10位(12):B・ベンチッチ(スイス)=3835

【日本人最新ランキング(200位まで掲載)】
12位(7):大坂なおみ=3326
109位(111):土居美咲=706
121位(122):日比野菜緒=651
161位(200):本玉真唯=468
170位(178):奈良くるみ=437
190位(207):日比万葉=366

構成●スマッシュ編集部

【PHOTO】全米オープン2021での大坂なおみのプレー集

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