右手首のケガにより2021年シーズンに幕を下ろしていた男子テニスのドミニク・ティーム(オーストリア/世界ランキング8位)が、新シーズンを見据えて練習を再開した。
今年6月下旬に開催されたマヨルカ選手権(スペイン)で右手首の腱を脱臼したティームは、出場が予定されていたウインブルドン、東京オリンピック、連覇の懸かった全米オープンも欠場。さらに「先が見通せない」ことから、2021年シーズンをわずか18試合出場で終える決断を下していた。
以降、右手首を固定したままの生活を強いられていたティームだったが、10月4日にベルギーで行なわれた精密検査で「手術の必要なし」の結論が出たために状況が一変。同11日には記者会見を開き、今後についての前向きな報告をした。
「これでまたいいプレーができるようになると思う。でも、オーストラリア(来年1月開催の全豪オープン)にはあまり期待しないようにしている」と語ったティームは、「最大の目標は5月に開催される全仏オープンだ」と大きな目標に向けて意気込みを口にした。
「ここへ向けて最高の状態で臨みたいと思っている。だから2022年の正式な大会スケジュールは決まってないけど、オーストラリアからパリに至るまでの間にできるだけ多くの試合に出場したと考えている」
同13日にはSNSを通じて「コートに戻ってこれてうれしい」のメッセージとともにラケットを持つ姿も公開。ティームの復帰戦に関して一部のメディアでは、年末に中東で開催されるエキジビションマッチとされており、公式戦への復帰は年明けのATPカップ(男子国別対抗戦)が濃厚とする情報も流れている。
「流れが変わった。今はプレーしたい気持ちで一杯だ」と語るティームは、待望の復帰に向けて確かな一歩を踏み出した。
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】攻守一体のプレーが魅力!逆転勝利でグランドスラム初優勝を果たしたティーム!
今年6月下旬に開催されたマヨルカ選手権(スペイン)で右手首の腱を脱臼したティームは、出場が予定されていたウインブルドン、東京オリンピック、連覇の懸かった全米オープンも欠場。さらに「先が見通せない」ことから、2021年シーズンをわずか18試合出場で終える決断を下していた。
以降、右手首を固定したままの生活を強いられていたティームだったが、10月4日にベルギーで行なわれた精密検査で「手術の必要なし」の結論が出たために状況が一変。同11日には記者会見を開き、今後についての前向きな報告をした。
「これでまたいいプレーができるようになると思う。でも、オーストラリア(来年1月開催の全豪オープン)にはあまり期待しないようにしている」と語ったティームは、「最大の目標は5月に開催される全仏オープンだ」と大きな目標に向けて意気込みを口にした。
「ここへ向けて最高の状態で臨みたいと思っている。だから2022年の正式な大会スケジュールは決まってないけど、オーストラリアからパリに至るまでの間にできるだけ多くの試合に出場したと考えている」
同13日にはSNSを通じて「コートに戻ってこれてうれしい」のメッセージとともにラケットを持つ姿も公開。ティームの復帰戦に関して一部のメディアでは、年末に中東で開催されるエキジビションマッチとされており、公式戦への復帰は年明けのATPカップ(男子国別対抗戦)が濃厚とする情報も流れている。
「流れが変わった。今はプレーしたい気持ちで一杯だ」と語るティームは、待望の復帰に向けて確かな一歩を踏み出した。
構成●スマッシュ編集部
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