左足のケガで8月半ばに2021年シーズン終了を発表した男子テニス世界ランク6位のラファエル・ナダル(スペイン)が、具体的な復帰時期はまだ確定していないと明かした。
2005年から慢性的に抱えている左足のケガが悪化し、9月初旬にはバルセロナの病院で手術を受けたナダル。術後の経過は良好なようで、最近のインタビューでも「少し痛みはあるけど良くなったし、元気だよ。困難を伴うことにはなるけど、自分が望む状態に戻るために経験しなければならないプロセスだと思っている」と順調な回復ぶりをアピールしていた。
また、最近では自身が設立したテニスアカデミーで練習する様子も自身のSNSで公開。早ければ来年1月の全豪オープンでカムバックを遂げるのではないかとも予想されている。だが、スペインのニュースメディア「Heraldo」のインタビューに応じたナダルは、焦ることなくツアー復帰を目指す考えを示した。
「現状ではいつまたプレーできるのかはわからない。毎日、具体的な計画に沿ってトレーニングを積んでいる。明確な目標もあるけど、今はその内容については言及しないつもりでいる。回復過程にあるから、非常に慎重にならざるを得ない。まだまだ100%コントロールできないことだってあるからね」
それでも最後には完全復活に向けて、ナダルらしいポジティブな言葉でインタビューを締めくくった。
「僕の頭のなかでは目標が明確になっている。全てが前向きな方向に進み、再び試合に臨めると確信している。コンディションを整えて復帰したい。自分がやっていること全てが、我々が期待する結果をもたらすと確信している」
約15年にわたって世界のトップに君臨してきたナダルのプレーが見られないことに、多くのテニスファンが寂しさを感じている。すでに35歳を迎え、残された時間は決して長くはないだろうが、まずは完全に回復して再び元気な姿でコートに戻ってきてほしい。
文●中村光佑
【PHOTO】ナダルら全仏オープン2021で活躍した男子選手たち
2005年から慢性的に抱えている左足のケガが悪化し、9月初旬にはバルセロナの病院で手術を受けたナダル。術後の経過は良好なようで、最近のインタビューでも「少し痛みはあるけど良くなったし、元気だよ。困難を伴うことにはなるけど、自分が望む状態に戻るために経験しなければならないプロセスだと思っている」と順調な回復ぶりをアピールしていた。
また、最近では自身が設立したテニスアカデミーで練習する様子も自身のSNSで公開。早ければ来年1月の全豪オープンでカムバックを遂げるのではないかとも予想されている。だが、スペインのニュースメディア「Heraldo」のインタビューに応じたナダルは、焦ることなくツアー復帰を目指す考えを示した。
「現状ではいつまたプレーできるのかはわからない。毎日、具体的な計画に沿ってトレーニングを積んでいる。明確な目標もあるけど、今はその内容については言及しないつもりでいる。回復過程にあるから、非常に慎重にならざるを得ない。まだまだ100%コントロールできないことだってあるからね」
それでも最後には完全復活に向けて、ナダルらしいポジティブな言葉でインタビューを締めくくった。
「僕の頭のなかでは目標が明確になっている。全てが前向きな方向に進み、再び試合に臨めると確信している。コンディションを整えて復帰したい。自分がやっていること全てが、我々が期待する結果をもたらすと確信している」
約15年にわたって世界のトップに君臨してきたナダルのプレーが見られないことに、多くのテニスファンが寂しさを感じている。すでに35歳を迎え、残された時間は決して長くはないだろうが、まずは完全に回復して再び元気な姿でコートに戻ってきてほしい。
文●中村光佑
【PHOTO】ナダルら全仏オープン2021で活躍した男子選手たち