大学日本一を決める「全日本大学対抗テニス王座決定試合」の関東地区予選「王座出場校決定トーナメント」は、10月17日に横浜市・慶應義塾大学日吉テニスコートで女子決勝が行なわれ、慶應が早稲田大学を6勝1敗で下し、優勝を飾った。
今年は大学王座の予選である関東リーグがコロナ禍のため開催できず、急遽トーナメントを創設して、その決勝に進んだ2校が代表となるシステムを採っている。準決勝で早稲田は前回(2019年)の王座優勝校・筑波大学を破り、慶應は明治大学を破って、共に王座の切符を確保していたが、関東の1位、2位を決めるため決勝を戦った。
慶應の布陣は例年になく充実している。ユニバーシアード女王の佐藤南帆、インカレ女王の平田歩、関東学生女王の永田杏里、インカレ&関東学生準優勝の今田穂が名を連ね、まさに盤石。春の早慶戦では早稲田が4季ぶりに勝利を手にしたが、今回は慶應が隙を見せなかった。
ダブルスこそ1勝1敗で分け合ったが、シングルスに入ると慶應が突っ走る。No.4今田、No.5堤華蓮が連勝して王手を掛けると、No.3永田もストレートで勝利して慶應の勝利を決定。No.1とNo.2はフルセットの接戦となったが、佐藤と平田が共にマッチタイブレークを制し、終わってみればシングルスは慶應が全勝で早稲田を突き放した。
慶應と早稲田は、11月8日~12日に愛媛県総合運動公園で行なわれる大学王座に関東代表として出場する。慶應は男子も前日に関東予選で優勝しており、男女ともが関東を1位で通過するのは昭和42年以来54年ぶりとなる。慶應の男子は昭和52年以来、女子は昭和41年以来の大学王座優勝を目指して全国の代表と雌雄を決する。
【女子決勝結果】
○慶應義塾大学[6-1]早稲田大学×
D1:×佐藤/永田[6-1 6-7(4) 6-10]石川琴実/神鳥○
D2:○平田/大川美佐[6-2 6-2]前田優歩/齋藤優寧×
S1:○佐藤南帆[4-6 6-0 10-5]神鳥舞×
S2:○平田歩[3-6 6-1 10-7]安藤優希×
S3:○永田杏里[7-6(1) 6-3]押川千夏×
S4:○今田穂[6-3 6-1]渡邉優夢×
S5:○堤華蓮[7-5 6-3]梶野桃子×
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】早慶の選手たちが活躍した関東学生トーナメントスナップ集
今年は大学王座の予選である関東リーグがコロナ禍のため開催できず、急遽トーナメントを創設して、その決勝に進んだ2校が代表となるシステムを採っている。準決勝で早稲田は前回(2019年)の王座優勝校・筑波大学を破り、慶應は明治大学を破って、共に王座の切符を確保していたが、関東の1位、2位を決めるため決勝を戦った。
慶應の布陣は例年になく充実している。ユニバーシアード女王の佐藤南帆、インカレ女王の平田歩、関東学生女王の永田杏里、インカレ&関東学生準優勝の今田穂が名を連ね、まさに盤石。春の早慶戦では早稲田が4季ぶりに勝利を手にしたが、今回は慶應が隙を見せなかった。
ダブルスこそ1勝1敗で分け合ったが、シングルスに入ると慶應が突っ走る。No.4今田、No.5堤華蓮が連勝して王手を掛けると、No.3永田もストレートで勝利して慶應の勝利を決定。No.1とNo.2はフルセットの接戦となったが、佐藤と平田が共にマッチタイブレークを制し、終わってみればシングルスは慶應が全勝で早稲田を突き放した。
慶應と早稲田は、11月8日~12日に愛媛県総合運動公園で行なわれる大学王座に関東代表として出場する。慶應は男子も前日に関東予選で優勝しており、男女ともが関東を1位で通過するのは昭和42年以来54年ぶりとなる。慶應の男子は昭和52年以来、女子は昭和41年以来の大学王座優勝を目指して全国の代表と雌雄を決する。
【女子決勝結果】
○慶應義塾大学[6-1]早稲田大学×
D1:×佐藤/永田[6-1 6-7(4) 6-10]石川琴実/神鳥○
D2:○平田/大川美佐[6-2 6-2]前田優歩/齋藤優寧×
S1:○佐藤南帆[4-6 6-0 10-5]神鳥舞×
S2:○平田歩[3-6 6-1 10-7]安藤優希×
S3:○永田杏里[7-6(1) 6-3]押川千夏×
S4:○今田穂[6-3 6-1]渡邉優夢×
S5:○堤華蓮[7-5 6-3]梶野桃子×
構成●スマッシュ編集部
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