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【全日本選手権】予選勝ち上がりの齋藤惠佑が第2シードを破る金星!現役最後の大会として臨んだ井上雅はシングルスで敗退<SMASH>

スマッシュ編集部

2021.11.02

シード勢にとっては初戦となる11月2日の2回戦では4選手が足元をすくわれた。写真提供:日本テニス協会

「大正製薬リポビタン 全日本テニス選手権96th」(10月30日~11月7日/兵庫・ブルボンビーンズドーム/室内ハードコート)は、11月2日に本戦4日目を迎え、男女シングルス2回戦15試合とダブルス1回戦6試合が行なわれた。

 男子シングルスは、越智真、山崎純平、今村昌倫、斉藤貴史のシード勢が各々ストレートで勝ち切って3回戦進出。予選勝ち上がりの齋藤惠佑は、フルセットにもつれ込む大接戦の末に第2シードの関口周一を破る金星を獲得した。齋藤は「試合時間がとても長くて、5-7、7―6、7―6ともつれた試合だったので緊張感もあって疲労感はすごいです」と激戦を振り返る。また、学生の田形諒平も第16シードの仁木拓人を破り3回戦に駒を進めた。

 女子では、緒方葉台子と西郷里奈の2選手がシード勢を相手に勝利。第2シードの大前綾希子はフルセットで重田夢亜に競り勝った。「全試合を決勝のつもりで戦う」と現役最後の大会として全日本に臨んでいた井上雅は、光崎楓奈の前にストレートで敗れ、シングルスでの戦いに終止符を打った。なお、井上は大前とのダブルスでは1回戦を突破している。今後の戦いぶりに注目だ。
 
◆男子シングルス2回戦の結果(11月2日)
越智真(江崎グリコ) [5] 6-0 7-5 河野優平(伊予銀行)[Q]
今村昌倫[11](JCRファーマ) 6-2 6-2 菊池玄吾(エキスパートパワーシズオカ)
田形諒平(筑波大学)[Q] 6-3 7-5 仁木拓人(三菱電機)[16]
齋藤惠佑(富士住建)[Q] 5-7 7-6(5) 7-6(5) 関口周一(Team REC)[2]
山崎純平(日清紡ホールディングス)[6] 7-5 6-2 松田龍樹(近畿大学)
斉藤貴史(橋本総業ホールディングス)[14] 6-4 6-4 鈴木昂(エキスパートパワーシズオカ)[Q]
川橋勇太(マイシン)[12] 6-2 7-6(2) 松村亮太朗(あきやま病院)

◆女子シングルス2回戦の結果(11月2日)
加治遥(島津製作所)[3] 6-3 7-5 佐藤南帆(慶應義塾大学)
瀬間詠里花(橋本総業ホールディングス)[13] 6-4 6-2 リュー理沙マリー(フリー)
緒方葉台子(グラスコート佐賀テニスクラブ)[Q] 2-6 7-6(5) 63 山口芽生[6](橋本総業ホールディングス)
今西美晴(EMシステムズ)[12] 4-6 6-3 6-4上田らむ(ノア・インドアステージ) 
桑田寛子(島津製作所)[8] 6-1 6-0 細木祐佳(フリー)[Q]
西郷里奈(TEAM自由が丘) 6-4 3-6 6-0-6 松田美咲(フリー)[10]
大前綾希子(島津製作所)[2]  6-0 5-7 6-3 重田夢亜(フリー)[Q] 
光崎楓奈(h2エリートテニスアカデミー)[15] 6-4 6-2 井上雅(テニスラウンジ)

構成●スマッシュ編集部

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