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国内テニス

【大学王座決定試合】男子はベスト4、女子は決勝進出チームが決定。早稲田と慶應が順当に勝ち進む<SMASH>

スマッシュ編集部

2021.11.11

左から羽澤慎治(慶大)、山口柚希(早大)、小久保蓮(早大)。男子は早慶が危なげなくベスト4入りを決めた。写真:全日本学生テニス連盟

左から羽澤慎治(慶大)、山口柚希(早大)、小久保蓮(早大)。男子は早慶が危なげなくベスト4入りを決めた。写真:全日本学生テニス連盟

 大学日本一のチームを決める「全日本大学対抗テニス王座決定試合」が、愛媛県総合運動公園で開催されている。あいにく11月10日、11日は荒天のため室内コート2面しか使えず、男女準々決勝から女子準決勝までを順次コートに入れて消化。11日終了時点で男子ベスト4と女子決勝進出チームが出そろった。

 男子準々決勝は、すでに準決勝進出を決めている近畿大学と関西大学に続き、慶應義塾大学と早稲田大学が順当に勝利。慶大は松山大学を5-0(残り4試合は打ち切り)、早大は中京大学を6-0(残り3試合は打ち切り)で危なげなく下し、4強入りを決めた。

 準決勝は慶大対関大、早大対近大の組み合わせで行なわれる。男女を通じて新記録の16連覇を狙う早大は、関西地区第1代表の強豪、近大とどう戦うか注目される。

 女子は10日の準々決勝で慶大が松山大に3-0(残り2試合は打ち切り)、姫路大学が鹿屋体育大学に3-0(残り2試合は打ち切り)で勝利し、11日に準決勝の慶大対関大、早大対姫路大の試合が行なわれた。

 2大会ぶりに王座の舞台を踏んだ関東第2代表の早大は、関西覇者の姫路大を寄せ付けず、ダブルス2試合を快勝した後、S2の安藤優希があっさり3勝目を挙げてチームの勝利を決定。慶大は関大を相手にD2でフルセットの苦戦を強いられたが、きっちり締めてダブルス2勝を確保すると、S3の永田杏里が1ゲームも落とさない圧勝で決勝進出を決めた。

 決勝では、慶大が昭和41年以来2度目の優勝を、早大は2大会ぶり15回目の栄冠を懸け、ライバル対決に挑む。なお12日は男子の準決勝2試合と、女子の3位決定戦が行なわれる予定だ。
 
◆女子準決勝結果(11月11日)

○慶應義塾大学[3-0]関西大学×
D1:○佐藤/永田[6-1 6-1]喜多美結/鈴木理子×
D2:○平田/大川美佐[5-7 6-3 6-4]中村/川本茉穂×
S1:平田歩[not play]中村天音
S2:佐藤南帆[6-0 4-0 打ち切り]坂本陽菜
S3:○永田杏里[6-0 6-0]桐山陽菜×

○早稲田大学[3-0]姫路大学×
D1:○石川琴実/神鳥[6-1 6-1]田中/西本×
D2:○吉岡希紗/前田優歩[6-1 6-3]松下/松田秋希×
S1:神鳥舞[not play]西本聖良
S2:○安藤優希[6-4 6-0]松下菜々×
S3:渡邉優夢[not play]田中菜冴美

◆男子2回戦(準々決勝)結果(11月10、11日)
○慶應義塾大学[5-0]松山大学×
D:3-0 S:2-0
○早稲田大学[6-0]中京大学×
D:3-0 S:3-0

◆女子2回戦(準々決勝)結果(11月10日)
○慶應義塾大学[3-0]松山大学×
D:2-0 S:1-0
○姫路大学[3-0]鹿屋体育大学×
D:2-0 S:1-0

構成●スマッシュ編集部

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