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国内テニス

夏の関東学生テニス選手権が閉幕。高畑里玖と山崎郁美が念願の学生大会初タイトルを獲得!<SMASH>

スマッシュ編集部

2021.11.25

ナツカンの男子シングルスを制した高畑里玖(左)と女子シングルスを制した山崎郁美(右)。写真提供:関東学生テニス連盟

ナツカンの男子シングルスを制した高畑里玖(左)と女子シングルスを制した山崎郁美(右)。写真提供:関東学生テニス連盟

“ナツカン”の愛称で親しまれる「関東学生テニス選手権大会」が、11月15日から大宮けんぽグラウンド(さいたま市)、立川ルーデンステニスクラブ(立川市)、緑テニスガーデン(横浜市)で行なわれ、25日の大宮けんぽでの各種目決勝戦をもって幕を閉じた。

 男子シングルスは第1シードでインカレ準優勝者の丹下将太(早稲田大学3年)が1回戦で敗れる波乱。決勝は早慶対決となり、第2シードの高畑里玖(早大2年)が第3シードの白藤成(慶應義塾大学3年)をフルセットの末に突き放し、初優勝を飾った。

 高畑は去年のインカレ室内で決勝に進んだ経験があるが、先輩の白石光(早大3年)に敗れており、今回がうれしい学生大会初タイトルとなった。また、ダブルスでも高畑は丹下と組み、山口柚希/吉野郁哉(早大1年/2年)を決勝で破って優勝。2冠獲得の快挙を達成した。
 
 女子シングルスは第1シードの山崎郁美(亜細亜大学2年)が順当に頂点に駆け上がった。決勝では第5シードの堤華蓮(慶大2年)にストレートで快勝。山崎もこれまで学生タイトルには縁がなく、昨春の関東学生トーナメント(ハルカン)で準優勝、同年インカレと今年のハルカンではベスト4と、あと一歩のところで涙をのんできたが、ついに初タイトルを手にした。

 なお女子ダブルス決勝はノーシード対決となり、清水里咲/谷井涼香(駒澤大学4年/3年)が草野京香/照井妃奈(筑波大学3年/2年)を破って初優勝を飾った。

〈各種目の決勝結果〉
◆男子シングルス決勝
高畑里玖(早大)[6-1 5-7 6-0]白藤成(慶大)
◆女子シングルス決勝
山崎郁美(亜大)[6-4 6-1]堤華蓮(慶大)
◆男子ダブルス決勝
丹下将太/高畑里玖(早大)[6-2 6-4]山口柚希/吉野郁哉(早大)
◆女子ダブルス決勝
清水里咲/谷井涼香(駒大)[6-2 7-5]草野京香/照井妃奈(筑波大)

構成●スマッシュ編集部

【PHOTO】春の関東学生トーナメントのスナップ集
 

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