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海外テニス

フェデラーが宿敵相手に4年ぶりの勝利!「信じられないプレーだった」と自画自賛。ATPファイナルズ準決勝進出!

スマッシュ編集部

2019.11.15

今年のウインブルドン決勝での雪辱を果たしたフェデラー。(C)Getty Images

今年のウインブルドン決勝での雪辱を果たしたフェデラー。(C)Getty Images

「サービス、フットワーク、リターンの全てにおいて良かった・・・」宿敵であるジョコビッチにそう言わしめるほど、この日のフェデラーは素晴らしいプレーを披露した。

 Nitto ATPファイナルズ(11月10日~17日、ロンドン・O2アリーナ)大会5日目、ビヨン・ボルググループのラウンドロビン(総当たり戦)第3戦で、第3シードのロジャー・フェデラーが、第2シードのノバク・ジョコビッチを、6-4、6-3で破った。

 ここまでのラウンドロビン2試合では両者ともに1勝1敗。同グループでは、ドミニク・ティームがすでに決勝トーナメント進出を決めており、この試合は予選通過の残り1枠をかけた大一番でもあった。

 この2人といえば、今年のウインブルドン決勝が記憶に新しい。最終セットタイブレークにまでもつれた激戦に、フェデラーは2度のマッチポイントを握りながらも敗れていた。
 だがこの日は、サービスが好調のフェデラーが立ち上がりから圧倒。1stセットのサービスゲームでは87%という高い確率でポイントを獲得した。
 
 リターンゲームでも、ポジションを下げず、早い展開の攻撃的なプレーで相手を攻め立てたフェデラーが、試合を通して4本のブレークを奪い、一方のジョコビッチには1度のブレークも許さず、まさに完璧といえる試合内容だった。

 試合後には「信じられないプレーだった」と自画自賛したフェデラー。ここまでジョコビッチ相手に5連敗を喫しており、最後の勝利は2015年のファイナルズまで遡る。そのことについて問われると「そんなに勝てていないとは知らなかった。昨年のパリマスターズでも、今年のウインブルドンでも接戦だったからね」「勝つチャンスがあるとは思っていた。今日のプレーには満足している。彼に勝つというのは、常に特別なことだ」とコメントした。

 予選2位通過となったフェデラーは、11月16日に行なわれる決勝トーナメント準決勝で、アンドレ・アガシグループの1位通過者と対戦する。

構成● スマッシュ編集部
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