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海外テニス

大坂なおみの初戦敗退に「驚きではない」と海外記者。“最大の武器”であるサーブが「オオサカを苦しめていた」

THE DIGEST編集部

2022.05.24

20歳の難敵にまたしても苦杯をなめた大坂。四大大会での初戦敗退は、これでキャリア3度目となる。(C)Getty Images

20歳の難敵にまたしても苦杯をなめた大坂。四大大会での初戦敗退は、これでキャリア3度目となる。(C)Getty Images

 元世界女王が無念の初戦敗退だ。

【動画】大坂はリベンジならず! アニシモワに敗れた全仏1回戦ハイライトをチェック

 現地時間5月23日、テニスの四大大会「全仏オープン」(フランス:パリ/クレーコート/グランドスラム)は、女子シングルス1回戦を実施。日本の大坂なおみ(フリー/世界38位)が、第27シードのアマンダ・アニシモワ(アメリカ/同28位)に5ー7、4-6のストレート負けを喫した。

 今年1月の全豪も同カードで敗れていた大坂は、リベンジを期したこの日、サービスゲームを4つ落とすなど、思うように試合の主導権を握れず。一方、3年前に全仏4強の経験があるアニシモワは、20歳とは思えない落ち着いたプレーぶりで、最後まで挽回のチャンスを与えなかった。

 ファーストサーブの確率が45パーセント、さらに計8つのダブルフォルトを犯すなど、最大の武器とするサーブで精彩を欠いた大坂。試合を見ていたポルトガルメディア『Record』のホセ・モルガド記者は、「今日はサーブがオオサカを苦しめていた」と敗因を分析したうえで、「これでアニシモワにメジャー2敗だ」と呟いている。

 また、米メディア『USA TODAY Sports』のダン・ウォルケン記者は、今回の結果について、「驚きではない」と正直な感想をツイート。「アニシモワは今年、パリのタイトル候補として、ひそかに注目を集めている」と対戦相手への期待を綴り、「ナオミにとってタフな1回戦のドローだった」とまとめた。

 苦手としているサーフェス、そして因縁の相手に攻略法を見いだせなかった大坂。これで彼女が出場する今季のクレーコート大会は終了となったが、はたして残りのシーズンではどんな活躍が見られるだろうか。まずは、今後行なわれるグラスコートでの活躍に期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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