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海外テニス

錦織圭の最新ランキングが104位まで下降!長引く負傷離脱の影響で日本人男子2番手に<SMASH>

スマッシュ編集部

2022.06.13

ケガにより昨年10月以降戦線を離脱している錦織のランキングがついに100位台まで下降した。(C)Getty Images

ケガにより昨年10月以降戦線を離脱している錦織のランキングがついに100位台まで下降した。(C)Getty Images

 ATP(男子プロテニス協会)は6月13日(月)に最新世界ランキングを発表。日本の錦織圭が前週よりも順位を20ランク落として104位となった。錦織のランキングが100位台になるのは2010年11月29日以来である。

 昨年10月の「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ)を最後に、股関節の痛みを理由にツアーを離脱。今年1月のオーストラリア・シリーズからの復帰を考えていたが状況が改善されず。同月には内視鏡手術に踏み切った。

 以降、日本国内でのリハビリを経て、現在は活動拠点のアメリカ・フロリダへ戻って復帰の準備を進めている錦織。6月9日に行なわれたユニクロとの所属契約締結発表会ではオンラインで出席して元気な姿を見せた。

 同会見では自身のコンディションについては詳しく語らなかったものの、今後の目標については次のように語った。

「まずは今までのランキングのところまで戻ってきて、トップ10のところに戻ってきて。最終的にまたその位置に戻ってきて、やはり今のナダルだったりジョコビッチと1回戦ではなく、(トーナメントの)後半戦で当たっていけるように、またあの場所に戻りたいというのが大きな気持ちです」
 
 現在32歳の錦織は、「いつかは子どもたちに教えられるようなことを考えています」と語りつつも、現状については「現役に集中したい」と世界トップの選手たちとの戦いを視界に捉えている。

 また「自分がトップに出たことによって、西岡(良仁)選手やダニエル(太郎)選手ら、若い選手がちょくちょく出てきているというのはあると思う。(今後も)『日本人の自分がいるので』という部分は見せたい」と力を込める。

 なお、今回発表の最新ランキングで日本男子最上位となったのは西岡良仁(102位/574ポイント)。2番手が錦織(104位/565ポイント)。3番手にはダニエル太郎(127位/492ポイント)と続いている。

構成●スマッシュ編集部

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