今年2月に始まったロシアのウクライナ侵攻はテニス界にも多大なる影響を与えている。そんななか、祖国ウクライナを守るために自ら戦場に赴く決断したアレクサンダー・ドルゴポロフ氏(元男子13位)とセルゲイ・スタコフスキ氏(元男子31位)の安否を懸念する声が高まっている。
すでに現役を引退した2人は母国の悲惨な現状を打開することを目的として国の防衛軍に登録。約3カ月以上にわたって武器を手にしながら防衛活動に参加している。その上でドルゴポロフ氏とスタコフスキ氏は共にSNSを通じて軍事侵攻を受けるウクライナの現状を発信し続けてきた。
そして現地6月17日に自身のツイッター(@TheDolgo)を更新したドルゴポロフ氏は「みんな、戦争はまだ収束していません。僕たちはまた皆さんの助けが必要なのです」と綴った上で、「僕とスタコフスキはもうすぐ戦場の前線に向かいます」と報告。
「もし皆さんが私たちを助けたいと思った時は、この投稿をリポスト(再投稿の意)して寄付してください。どのようなサポートでも歓迎します」と締めくくった。
続けてドルゴポロフ氏は公式インスタグラム(@alexdolgopolov)でも更なる支援の提供を呼び掛けた。
「数か月前にいただいたご寄付は、私がお伝えしたように、賢明に使わせていただきました。ですが、再び私は皆さんへサポートをお願いしたいと思います」
「まだまだ戦争は続いていて、私たちは国を支え続けなければなりません。近々、私とスタコフスキは前線に向かう予定です。そこで防衛隊のためのブーツ、防弾プレートキャリア、バックパック、食料、虫除け、シャベルや充電器といった物資と人道的支援が必要です」
「残っている我々のお金を使っていきますが、そこに追加でサポートをいただければそれは私たちにとって大きな助けになります。もちろん私はいつものように皆さんの支援によって何を手に入れたのかを報告していきます。よろしくお願いします」
これらの投稿を見た人々からは多くの応援コメントが寄せられた一方で、ドルゴポロフ氏とスタコフスキ氏の身の危険を案じる声も多数上がった。何よりも一刻も早い紛争の収束と2人の無事を祈るばかりである。
文●中村光佑
すでに現役を引退した2人は母国の悲惨な現状を打開することを目的として国の防衛軍に登録。約3カ月以上にわたって武器を手にしながら防衛活動に参加している。その上でドルゴポロフ氏とスタコフスキ氏は共にSNSを通じて軍事侵攻を受けるウクライナの現状を発信し続けてきた。
そして現地6月17日に自身のツイッター(@TheDolgo)を更新したドルゴポロフ氏は「みんな、戦争はまだ収束していません。僕たちはまた皆さんの助けが必要なのです」と綴った上で、「僕とスタコフスキはもうすぐ戦場の前線に向かいます」と報告。
「もし皆さんが私たちを助けたいと思った時は、この投稿をリポスト(再投稿の意)して寄付してください。どのようなサポートでも歓迎します」と締めくくった。
続けてドルゴポロフ氏は公式インスタグラム(@alexdolgopolov)でも更なる支援の提供を呼び掛けた。
「数か月前にいただいたご寄付は、私がお伝えしたように、賢明に使わせていただきました。ですが、再び私は皆さんへサポートをお願いしたいと思います」
「まだまだ戦争は続いていて、私たちは国を支え続けなければなりません。近々、私とスタコフスキは前線に向かう予定です。そこで防衛隊のためのブーツ、防弾プレートキャリア、バックパック、食料、虫除け、シャベルや充電器といった物資と人道的支援が必要です」
「残っている我々のお金を使っていきますが、そこに追加でサポートをいただければそれは私たちにとって大きな助けになります。もちろん私はいつものように皆さんの支援によって何を手に入れたのかを報告していきます。よろしくお願いします」
これらの投稿を見た人々からは多くの応援コメントが寄せられた一方で、ドルゴポロフ氏とスタコフスキ氏の身の危険を案じる声も多数上がった。何よりも一刻も早い紛争の収束と2人の無事を祈るばかりである。
文●中村光佑