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海外テニス

錦織圭の復帰戦は8月のワシントン大会!元チャンピオンへのワイルドカードを主催者が正式発表<SMASH>

中村光佑

2022.06.25

負傷により長期離脱中の錦織圭が、8月に米ワシントンで開催される「シティ・オープン」のワイルドカード(主催者推薦)を受けることになった。(C)Getty Images

負傷により長期離脱中の錦織圭が、8月に米ワシントンで開催される「シティ・オープン」のワイルドカード(主催者推薦)を受けることになった。(C)Getty Images

 非常に嬉しいニュースが飛び込んできた。

 ケガで長らく戦列を離れている男子テニス元世界4位の錦織圭(現116位)が、今年8月に開催される「シティ・オープン」(8月1日~7日/アメリカ・ワシントン/ハードコート/ATP500)のワイルドカード(主催者推薦)を獲得。同大会の公式ツイッター(@CitiOpen)がその第一報を伝えており、日本のファンからも歓喜の声が上がっている。

 今年1月に深刻な左股関節のケガを負っていたことを明かすとともに、内視鏡手術を決行した32歳の錦織。昨年10月の「BNPパリバ・オープン」(アメリカ:インディアンウェルズ/ハードコート/ATP1000)2回戦で敗退して以降は大会に出場しておらず、現在は完全復活に向けて懸命にリハビリに励んでいる。

 ここ最近も自身の公式アプリを通じてコートでのヒッティング練習の様子を度々動画で公開するなど順調な回復ぶりをアピールしていた。
 
 シティ・オープンは数あるツアー大会の中でも錦織の「相性の良い舞台」として知られている。2015年大会では決勝でジョン・イズナー(アメリカ/現25位)を逆転で下して優勝。昨年大会でもベスト4に進出した。
 
 今年のシティ・オープンには錦織のほか、アンドレイ・ルブレフ(ロシア/8位)や19年大会覇者のニック・キリオス(オーストラリア/45位)、グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア/21位)といった蒼々たるメンバーが参戦する予定だ。

 決して無理はしてほしくないところだが、思い出のワシントンで錦織が華やかなカムバックを遂げてくれることを期待したい。

文●中村光佑

【連続写真】スイング中に時間のズレを調節する、錦織圭のジャックナイフ
 
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