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海外テニス

「ケイはいつも魅力的な選手」錦織圭とティームが全米OP前哨戦のWCを獲得!<SMASH>

中村光佑

2022.07.26

復帰時期の遅れが懸念された錦織だが、8月21日開幕のウインストンセーラム・オープンのワイルドカードを取得した。(C)Getty Images

復帰時期の遅れが懸念された錦織だが、8月21日開幕のウインストンセーラム・オープンのワイルドカードを取得した。(C)Getty Images

 昨年10月のBNPパリバ・オープン2回戦で敗退して以降、左股関節のケガで戦列を離れている男子テニス元世界4位の錦織圭(現160位)。 

 苦境に立たされている日本のエースが8月21日に開幕する「ウインストンセーラム・オープン」(アメリカ・ウインストンセーラム/ハードコート/ATP250)の本戦ワイルドカード(主催者推薦)を獲得したことが明らかになった。ATP(男子テニス協会)の公式サイトがその第一報を伝えている。

 今年1月に左股関節の内視鏡手術を受け、現在は懸命なリハビリに励んでいる32歳の錦織。その後はSNSで度々練習動画を公開するなど順調な回復ぶりを見せていた中、6月末には現在開催中のアトランタ・オープン(7月25日~31日/アメリカ:アトランタ/ハードコート/ATP250)とその翌週開催のシティ・オープン(8月1日~7日/アメリカ・ワシントン/ハードコート/ATP500)でワイルドカードによる本戦出場権を得たことが報じられた。

 ところが調整が間に合わなかったのか、すでに錦織の名前は両大会の公式サイト内の出場者リストから削除され、再び復帰時期が不透明となっていた。
 
 2011年大会以来約11年ぶり2度目となる錦織の出場決定に伴い、ウインストンセーラムのトーナメントディレクターを務めるジェフ・ライアン氏は以下のようなコメントを残している。

「ケイはいつも魅力的な選手です。2011年の最初の大会でベスト16に進出して以来、ウインストンセーラムには来ていないので、ファンにとっては本当にうれしいことでしょう。私は特に彼の粘りや(テニスに対する)情熱が好きなのです。彼が今夏の大会でワイルドカードを獲得したことは、我々にとっても大変喜ばしいことです」

 日本テニス界の歴史にその名を刻み続けてきた錦織が元気にコートを駆け回る姿を今か今かと待ちわびているファンも多いことだろう。ウインストンセーラムの舞台で華やかなカムバックを遂げてくれることを願いたい。

 またウインストンセーラム大会の主催側は現地7月25日に公式ツイッター(@WSOpen)を通じて、元世界3位のドミニク・ティーム(オーストリア/現199位)のワイルドカード獲得も発表した。

 紆余曲折を経て今年3月末に右手首のケガから復帰したティームは、今月初旬の「ノルデア・オープン」(スウェーデン・バスタード/クレー/ATP250)で約1年2か月ぶりにツアーベスト8へ進出。先週の「スイス・オープン」(スイス・グシュタード/クレー/ATP250)では見事ベスト4入りを果たし、着実に完全復活への歩みを進めている。

文●中村光佑

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