北海道・札幌市にて2週にわたり開催されるITFワールドテニスツアーM25「UCHIYAMA CUP」(賞金2万5000ドル)が、平岸庭球場にて開催。WEEK2の10日は、シングルス準々決勝2試合とダブルス決勝が行われた。
シングルス準決勝は、第1シードの野口莉央と第6シードの伊藤竜馬がともに接戦を制して決勝へと駒を進めた。
野口はノーシードの齋藤惠佑と対戦。第1セットは相手のストレートへの早い展開に手を焼き1-6で失う。だが、第2セットは「(第1セットでは)サービスキープがなかったので、セカンドセットは、まずファーストサーブを入らなくてもいいから、いいコースに打つことを考えた」ことが功を奏して6-3で奪い返すと、そこから怒涛の挽回劇を繰り広げ6-0と一気に押し切った。
伊藤は第2シードの今井慎太郎と対戦。お互いフォアの強打を持ち味とする2人が、一歩も引かないラリー戦を展開。第1セットは今井、第2セットは伊藤が取り返してセットオール。ファイナルセットはタイブレークへともつれる拮抗した展開となる中、伊藤がラリー戦でミスを誘い、7―6(4)で激闘を制した。
「今井選手は低いボールを打つのがすごくうまいので、第3セットでは、高いボールや回転などをミックスさせ、パワーポジションを少しでも外して打たせることを考えました」と試合を振り返る伊藤。2週間続いた大会のフィナーレを前に「明日の決勝はもうやるしかありません。お互いきついなかでもいい試合ができればと思います」と語った。
一方、ダブルスは河野優平/楠原悠介が、磯村志/末岡大和を7−5、4−6、10ー6(※ファイナルセットマッチタイブレーク)で倒して優勝。楠原は昨年の同大会(※JTA)に続き「UCHIYAMA CUP」大会2勝目を飾った。
【9月10日/試合結果】
■男子シングルス準決勝
野口莉央(明治安田生命)[1] 1-6 6-3 6-0齋藤惠佑(富士住建)
伊藤竜馬(橋本総業ホールディングス)[6] 5-7 6-2 7-6(4) 今井慎太郎(イカイ)[2]
■男子ダブルス決勝
河野優平/楠原悠介(伊予銀行)7-5 4-6 10-6磯村志/末岡大和(やすいそ庭球部/トップラン)
※[ ]はシード順位
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】伊藤竜馬のサービス、ハイスピードカメラによる『30コマの超分解写真』
シングルス準決勝は、第1シードの野口莉央と第6シードの伊藤竜馬がともに接戦を制して決勝へと駒を進めた。
野口はノーシードの齋藤惠佑と対戦。第1セットは相手のストレートへの早い展開に手を焼き1-6で失う。だが、第2セットは「(第1セットでは)サービスキープがなかったので、セカンドセットは、まずファーストサーブを入らなくてもいいから、いいコースに打つことを考えた」ことが功を奏して6-3で奪い返すと、そこから怒涛の挽回劇を繰り広げ6-0と一気に押し切った。
伊藤は第2シードの今井慎太郎と対戦。お互いフォアの強打を持ち味とする2人が、一歩も引かないラリー戦を展開。第1セットは今井、第2セットは伊藤が取り返してセットオール。ファイナルセットはタイブレークへともつれる拮抗した展開となる中、伊藤がラリー戦でミスを誘い、7―6(4)で激闘を制した。
「今井選手は低いボールを打つのがすごくうまいので、第3セットでは、高いボールや回転などをミックスさせ、パワーポジションを少しでも外して打たせることを考えました」と試合を振り返る伊藤。2週間続いた大会のフィナーレを前に「明日の決勝はもうやるしかありません。お互いきついなかでもいい試合ができればと思います」と語った。
一方、ダブルスは河野優平/楠原悠介が、磯村志/末岡大和を7−5、4−6、10ー6(※ファイナルセットマッチタイブレーク)で倒して優勝。楠原は昨年の同大会(※JTA)に続き「UCHIYAMA CUP」大会2勝目を飾った。
【9月10日/試合結果】
■男子シングルス準決勝
野口莉央(明治安田生命)[1] 1-6 6-3 6-0齋藤惠佑(富士住建)
伊藤竜馬(橋本総業ホールディングス)[6] 5-7 6-2 7-6(4) 今井慎太郎(イカイ)[2]
■男子ダブルス決勝
河野優平/楠原悠介(伊予銀行)7-5 4-6 10-6磯村志/末岡大和(やすいそ庭球部/トップラン)
※[ ]はシード順位
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】伊藤竜馬のサービス、ハイスピードカメラによる『30コマの超分解写真』
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