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「本当に本当にありがとうございました」男子プロテニスプレーヤーの仁木拓人が現役引退を表明<SMASH>

スマッシュ編集部

2022.09.30

長年、日本テニス界を牽引してきた仁木拓人。最後まで彼らしいプレーに期待したい。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

 男子プロテニスプレーヤーの仁木拓人が、9月26日に自身のツイッターで、10月に行なわれる全日本テニス選手権を最後に現役引退すると表明した。

 仁木は1987年生まれの34歳。2010年にプロに転向し、その年の全日本選手権のシングルスでベスト4、ダブルスは準優勝を飾った。そして、2014年には全日本のダブルスで優勝し、単複両方でハイレベルなパフォーマンスを見せる選手として地位を築いた。

 2018年には、全日本選手権ダブルス優勝、USAF25フューチャーズ (国際大会)シングルス優勝をするなど活躍を魅せ、世界ランキングも同年の4月にキャリアハイ269位をマークしている。

 引退を表明した投稿には、まだテニスを始めたばかりの仁木拓人が写っていた。

 幼少期に父の赴任先のサンディエゴで両親と撮った写真とともに、今まで応援してくれた方々へ感謝の想いを綴った。
 
「ご報告。いつも応援していただいている皆さまへ

 私、仁木拓人は、来月行われる全日本テニス選手権をもって、プロテニスプレーヤーとしての選手活動を終える決断をいたしました。

 初めてラケットを握った時からずっとテニスというスポーツが大好きで、幼い頃から夢のまた夢だったプロテニス選手を職業として選ばせてもらうことができ、ここまで続けることができました。

 たくさんの方との出会いに恵まれ、私自身後悔のない、とても幸せなテニス人生を送ることができました。これもひとえに皆さまの応援のおかげです。

 本当に本当にありがとうございました。

 皆さまへの感謝の気持ちを胸に、今週の柏国際、来月の全日本選手権と最後まで自分らしいプレーで戦い抜きたいと思います。

 本当にありがとうございました!」

 仁木のラストステージとなる全日本は10月22日から30日まで、東京・有明テニスの森公園で行なわれる。プロ生活12年の集大成を目に焼き付けたい。

構成●スマッシュ編集部

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【画像】仁木が引退のメッセージを綴ったフェイスブック画面